けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

ドラフト候補生ビッグマン編

 

ドラフトがたのしみ😎

 

10位よりも後ろにいてかつ優秀なビッグマンいないかなぁと思って色々みてたんですが、びびっと来る人がいなくてバーンズ君のときみたいに1人にフォーカスした記事を書くのをためらってたんです。

じゃあめんどくさいけど何人かまとめて書くか、と思い立ち、書きます。

 

Alperen Şengün

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  • 年齢 : 2002/7/25生まれ(トルコ)
  • 身長 : 208cm
  • 体重 : 108kg
  • ウイングスパン : 208cm
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
19.0 8.7 2.7 1.6 1.3 2.4 3.1 .632 .200 .794

<モックドラフト>

  • ESPN : 14
  • Tankathon : 11
  • NBA DRAFT ROOM : 9

スタッツからみて分かるように、安定したビッグマンです。ポストムーブが多様でドリブルも滑らかなので、ローポストからの攻めはなかなかの得点力です。あとはピックアンドロールの合わせが非常に上手く、がっしりとした体格のおかげで押し込む力にも長けているため、高いFG%を残せているのでしょう。

欠点としてディフェンスのフットワークが遅いことが挙げられます。NBAレベルのガードにはおいていかれてしまうかもしれません。しかしリム周りでのブロック力は目を見張るものがあるので、ディフェンス力がないわけではありません。まだ19歳にもならないくらいに若いので、フットワークの改善はしていけると思います。ウイングスパンの短さも少し気になるポイントですね。

あとはアウトサイドのシューティングが伸びるかどうかです。シューティングが伸びれば一躍スター選手、そうでなければグッドプレーヤーって感じになりそうです。FT%が高いので上手くなれる素質はありそう。その辺も含めてモックが比較的高くなっています。

OKC目線で言うと全体的に強化されたトニーでしょうか。DRAFT ROOMではドマンタスサボニスが比較対象になっています。

 

 

Usman Garuba

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  • 年齢 : 2002/3/9生まれ(スペイン)
  • 身長 : 203cm
  • 体重 : 103kg
  • ウイングスパン : 218cm
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
4.7 4.6 0.8 0.5 0.7 1.0 1.9 .471 .316 .659

<モックドラフト>

  • ESPN : 15
  • Tankathon : 17
  • NBA DRAFT ROOM : 12

これからはガルバと呼びます。bとdを見間違えるなんて...

スタッツはかなり低めです。これには理由があり、現在所属しているレアルマドリードでは平均17.2分の出場で、さらにメインの仕事もディフェンスであるため、スタッツは低くなってしまうのです。

ガルバ君の長所はなんといってもそのディフェンス力です。長い腕を使った対人ディフェンス、リムプロテクションは既にハイレベルです。位置争いにも負けない身体を持っているため、簡単なオフェンスを許しません。

オフェンスではリムランナーとしての役割がメインですが、一応スリーも狙うことができます。この辺はこれからの成長に期待ですね。シェングーンもそうでしたがガルバも若いので、オフェンスの伸びしろはまだまだ残されているのではないでしょうか。プレーをみててもパススキルはありそうに感じます。ヨーロッパで活躍してる選手は賢そうだしね!

DRAFT ROOMでの比較対象は、より素早いトリスタントンプソンだそうです。シュートが上手くなったり、合わせが上手くなったりしたら、重用される選手になれそうです。

 

 

Kai Jones

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  • 年齢 : 2001/1/18生まれ(バハマ
  • 身長 : 212cm
  • 体重 : 99.5kg
  • ウイングスパン : 215cm
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
8.8 4.8 0.6 0.9 0.8 1.4 2.7 .580 .382 .689

<モックドラフト>

  • ESPN : 16
  • Tankathon : 14
  • NBA DRAFT ROOM : 11

結構人気のカイジョーンズ君。運動神経が非常に良く、フィジカルギフテッドさでいえば今ドラフトでも上位に入る逸材です。

トランジションで先頭を走り、ダンクを叩き込みます。ハーフコートオフェンスになってもカットしたりリバウンドを取ったりしてダンクを叩き込みます。とにかく動きが速く身長も腕も長いため、シンプルなオフェンスでも破壊力があります。適当なアリウープパスでも押し込んでくれそう。

ただのでかいやつかと思いきや、意外と3P%が高いです。たくさん打っているわけではないのですが、どフリーならしっかり沈めてくれることが期待できます。

あとは、自らドリブルをしてドライブすることもあります。決まるときと決まらないときとありますが、ハンドリングや判断力が伸びればこれも強力な武器になるでしょう。

問題はディフェンスIQが低めな点です。ポジショニングの悪さ、ヘルプのタイミングの悪さ、簡単にフェイクにひっかかるなど、いくつも問題点があります。フィジカルのみで今の地位まで上がってきた系の選手なのかもしれませんね。天井は非常に高そうですが、IQが伸びないとプレーオフでは起用しにくそうです。

DRAFT ROOM比較対象は一回り長いジェラミグラントだそうです。ディフェンス難ありなのに?オフェンススキルが多彩でディフェンスが下手な感じ、マービンバグリー三世を連想します。バグリーちゃんとみたこと少ないから違うかもしれんけど

 

 

Isaiah Jackson

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  • 年齢 : 2002/1/10生まれ(アメリカ)
  • 身長 : 210cm
  • 体重 : 93kg
  • ウイングスパン : 220cm
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
8.4 6.6 0.7 2.6 0.8 1.5 3.0 .540 .000 .700

<モックドラフト>

  • ESPN : 19
  • Tankathon : 26
  • NBA DRAFT ROOM : 22

彼の長所は、数字をみてすぐ分かります。ブロックです。どんなときでもジャンプしてボールを叩こうとします。カイジョーンズと似て運動神経が良いため、ブロックが得意です。他にも、1on1のディフェンスでもフットワークが悪くないのでついていくことができ、レイアップやジャンプシュートをブロックすることもあるようです。

オフェンスではサイズと速さを生かしたリムアタックがメインウエポンです。トランジションでも積極的に走ってくれます。

短所は、ブロックしたすぎて簡単に跳んでしまうことでしょう。フェイクにも跳びます。ブロックが絶対無理なときも跳びます。簡単に跳ぶのですぐファールになります。

DRAFT ROOM比較対象はブランドンライト+らしいです。今で言うならダニエルギャホードやブランドンクラーク的なシンプルながらも強力な活躍を期待しています。ブロックIQが良くなるだけで優秀なロールプレーヤーにはなれるでしょう。

 

 

Isaiah Todd

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  • 年齢 : 2001/10/17生まれ(アメリカ)
  • 身長 : 208cm
  • 体重 : 98.5kg
  • ウイングスパン : 211cm
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
12.3 4.9 0.8 0.7 0.5 1.5 2.5 .437 .362 .824

<モックドラフト>

  • ESPN : 49
  • Tankathon : 54
  • NBA DRAFT ROOM : 30

急にモックが下がりましたが、個人的に好きなので紹介します。Gリーグイグナイトの一員で、ポクやタイちゃんと試合をしていました。

とにかくシュートが上手いです。どの距離からも打つことができ、フォームも滑らかです。キャッチアンドシュート、ワンドリブルしてからシュート、フェイクしてからシュート、などなど色んなシチュエーションからでも安定してシュートが打てますね。

スリーの確率はいいのにFG%が低いのが気になります。クイックネスも平凡でテクニックが優れているわけでもないため、ストレッチ4に専念させるのがいいのかもしれません。しかしそれだとディフェンス力が心もとない気がしますが。

身体能力が改善してストレッチ4として起用できるようになれば、ベンチプレーヤーとして有用かもしれません。それに期待して2巡目で指名するのはありかと思います。

DRAFT ROOM比較対象は、なんとクリスボッシュ、ロバートオーリーです。smh...

 

 

Filip Petrušev

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  • 年齢 : 2000/4/15生まれ(セルビア
  • 身長 : 211cm
  • 体重 : 100kg
  • ウイングスパン : NA(そんなに長くなさそう)
PTS REB AST BLK STL TO PF FG% 3P% FT%
21.2 7.4 1.5 1.0 0.4 1.9 2.6 .563 .462 .714

<モックドラフト>

  • ESPN : 39
  • Tankathon : 39
  • NBA DRAFT ROOM : 59

OKCは34位か36位でペトルセフを取ろう。

彼はもともとゴンザガ大学でプレーしていたのですが、コロナになって地元セルビアのチームでプレーすることに決めたようです。

プレースタイルは何でも屋さんのセンターっていう感じです。シュートが上手く、ゆったりとしたスリーのフォームはドートを連想させます。シュートがあるのでピックアンドポップもお手の物です。ポップするとディフェンスが寄ってきますが、そのときは自らドライブもできます。さらにロールで合わせることもできて、フィニッシュに持ち込むパワーがあるのでフィニッシュもできます。ディフェンスのポジショニングも良く、決して高いとは言えない身体能力を上手くカバーしています。

とにかく何でも屋さんなんです。

弱点としては身体能力の低さがやはり目立ちます。ガードとマッチアップすることになったら一歩でおいていかれるペトルセフが目に浮かびます。

彼の優れている点として、大学でプレーしつつもプロ相手にもプレーしているということが挙げられます。文化の違いに一から慣れる必要もなく、コミュニケーションもしやすいでしょう。加えてハングリーなプロ相手にも臆することなく立派なスタッツを残しているため、メンタル的にも信頼できます。

DRAFT ROOM比較対象はチャイニングフライです。個人的な比較対象はムスカラさんです。マレドンとムスカラさんの相性が良かったので、ペトルセフも上手くフィットできる気がする。

モックが低い理由が分からないくらいに良い選手だと思います。あれか。外国人選手は低く見ちゃうやつか。ドンチッチの失敗を忘れたか。OKCは見逃さないでくれよ?

 

 

色々まとめました。まだ何人かみておきたいビッグマンはいるのですが、ひとまずはこの辺で終わります。

ここに書いた人たちが来年どんな活躍をしてくれるのか、楽しみです。

それでは!