何ということか、まさかこんな素晴らしい出来事が起こるとは。今シーズンプレーインに進むなんて思ってなかったので良い意味でサプライズです。
今回は喜ぶ会と銘打っていますが、その前にいくつか語りたいテーマがあるのでまずはそれらを順番に話して、その後にプレーイン進出記念パーティを開催しようと思います。
ということで進行内容は以下の通りです。
55番目に指名された男
21年ドラフトで55番目に指名された男が大活躍しています。今となってはOKCになくてはならないグルーガイとなったアーロンですが、そのプレースタイルはソフォモアシーズンを過ごす選手とは思えません。けちのつけようがない。まるで捨てるところがないという言われるあんこうのようにシュートパスドリブルディフェンスインテリジェンスハッスルメンタルの全てが揃っています。
これまでもそうでしたが、これからも基本的にはベンチからの出場になると思います。ですが欠員が出たときは自信を持ってアーロンをスタメンに入れられるほど彼は優れており、今シーズンのスタメン起用時の勝率は11勝3敗と大変素晴らしい結果を残してくれました。多様な起用法を出来る選手はチームにとってありがたい存在です。
おそらく来シーズンから本格的に勝ち始めるOKCですが、それによって外部からの注目度も上がるでしょう。ということはアーロンウィギンズというあんこうが世間に発見される日もそう遠くないかもしれません。今のうちにOKCファンのふりをしたいなら「アーロンっていうウイングいい感じだよね~」と言っておけばOKです。
12番目に指名された男
今シーズンの躍進はDubのおかげです。前回記事で個別に語ったのでそう長くは語りません。
コメントしないならなんで言及するんだって話ですが、ゲームメイカーでありスコアラーでもありさらにはウイングディフェンダーとしても優秀なDubには何度でもメンションしたいんです。1年間頑張ったで賞のROYはちょっと厳しいと思うけど、明確にルーキークラスで2位以上だから自信持ってプレーインでも暴れてね。
謝罪
急ですがここで謝罪させてください。ぼくはチェットが怪我をしたときに書いた記事でこんなことを言いました。
(前略)でもさ、シェイ単騎で目先の40勝を狙ったって意味ないんですよ。
は?
…言い訳をさせていただきますと、このときはかなり感情的になってたのでちょっと過激な物言いになってしまったのです。それにチェットの怪我によって本来目指せたはずのプレーオフが大分遠のいたので、中途半端に勝つよりも全身全霊ロッタリーに運命を任せた方がいいんじゃないかと思ったんです。
ですが、中途半端になってもいいからロッタリーに運命を任せずに全身全霊で勝ちにこだわった結果、今のOKCがあります。それにシェイ単騎の40勝だったかというとそうでもなく、チーム力の底上げの結果が今の勝ち星数を生み出しました。
よって今の状況に不満があるかと言ったら全くありませんし、完全にあのときのぼくの発言は頓珍漢なものでした。
すみませんでした!
謝ったからもういいよね?
記念パーティ
いえーい!やったー!今期は少なくとも83試合目があるぜーい!わっほーい!
みんな厳しい期間もあった中本当に1年間頑張ってくれました。特に73試合目にLACに爆撃されて負けてしまった後からの数試合は疲れからなのかチーム全体に覇気がなく、落としてはいけない試合に負けてしまったりしました。でもそうした試合の全てに負けたわけではなく、DALとかが落ちていく中でなんとか踏ん張って10位を死守しました。これが出来たのは紛れもなくOKCの実力によるもので、だってバブルで全盛期LAC相手にGame6まで持っていって昨シーズンWCFまで行ったあのDALが下に滑っていくシーズン最終盤で踏ん張れたんですよ?歴史的に見てもかなり若いチームがですよ?いやもう偉すぎるし凄すぎるよ。
ぼくは今のOKCにはプレーインという舞台は結構ぴったりだと思っています。勿論プレーオフのような試合強度、一戦の重要性、会場の雰囲気を味わえることも大変貴重な経験だと思いますが、もし残念ながらプレーインで敗退してしまったとしてもそれはそれでロッタリーに参加出来るじゃないですか。指名権が12位とかだったらプレスティも得意そうなので、コリソンやアダムス、Dubみたいな最高のNewThunderを指名出来ちゃいます。つまりプレーインは出場出来るだけで十分な経験になって、勝ったら更なる経験を、負けてしまってもロッタリーに参加出来るということです。「どちらの毒を飲むか」ではなく「既に幸せだけど今後どっちに転んでもさらに幸せになるよ」です。二者択一ですらないこの状況、とんでもなく幸せです。
プレーインの相手候補は正直どこも強いです。でもそこは相手も同じように感じてくれているはずですし、全く気負う必要はありません。今まで通り各自自分の役割をこなして、出来ることにフォーカスしてくれればきっと勝てます。
最後に触れなければいけないのはOKCの恒例行事です。アウェイ最後の試合からの帰りを空港でお出迎えするというもので、コロナでここ3シーズンは開催出来てなかったようです。プレーイン出場が叶ったタイミングで無事開催出来たのは嬉しい限りですね。
💙⚡️ OKC fans are the realest! #ThunderUp pic.twitter.com/4qJpOz4Awm
— Devin Newsom (@DevinNewsom) 2023年4月7日
こんなにサポートされてるんだから頑張れなんて恩着せがましいことは言いません。むしろこれまでずっと応援しててよかったと思えるようなチームでいてくれてありがとうと伝えたいです。
41試合のアウェイゲームお疲れ様でした。42試合目も頑張ってね。
もうそろそろお開きの時間です。今はまだシーズンエンドじゃないので、各選手へのコメントや来シーズンの展望はまた別に語りたいと思います。
レギュラーシーズン最終戦についてですが、ホームでMEMを迎える一戦は互いに主要メンバーがお休みのようです。
Official injury report for Thunder/Grizzlies
— Rylan Stiles (@Rylan_Stiles) 2023年4月8日
Josh Giddey is the only one truly listed as rest. pic.twitter.com/b8A8IlbX9i
ジョー様やシャリッチ、アーロンはOutじゃないみたいですが、5人とか6人でバスケするのきついですもんね。
…
↑昨シーズンの最終戦
最後の試合がホームなのが嬉しいです。楽しく怪我なく、可能であれば40勝目を目指して頑張りましょう。ぼくも日本から応援します。
それでは!
#ThunderUp