今の時点でOKCサンダーがどこに向かっていくのかを考え、語りたいと思います。
今シーズンの前半の振り返り
まず、おおよそ今年のOKCはタンキングだろうと考えていました。なぜなら、去年のクロージングラインナップの5人のうち、シェイ以外の4人放出し、その見返りが大量の指名権、不良債権(アルごめんよ...)、中堅のベテラン、若手だったためです。
しかし、アル、ヒル、アリーザはまだまだ現役だし、加えてドートやベイズの成長があったらプレーオフを目指すこともできるのでは...？と期待していた自分がいたことも事実です。
そんなどっちつかずな考えを持ちながらシーズンが開始されました。 その結果、アリーザはチームに帯同せず、アルとヒルはロードマネジメントをがちがちにするという、「プレーオフは目指さないよ」という明確な意思表示が示されました。
「じゃあ今シーズンはタンクなんだな。若手もプレータイムをたくさんもらって、彼らの成長を見守る1年になるんだな。負けてしまうのは悔しいけど、しょうがない」と心に決めて、そのマインドで試合を観ていました。
が
そこそこ勝つやん。シェイとドートの成長がえぐいし、他の若手も光りすぎている。そんな若手をアルおじさまとヒルおじさまの安定したプレーが支えて、思いのほかいいチームになっちまっとるやん。
という風に結局どっちなんだという成績になってしまったのです。チームの実力は決して高いものではなく、負け越してはいるものの、タンキングチームらしくない成績にOKCファンの皆様は喜びつつも困惑したのではないでしょうか。
そんな激動のシーズンも半分が終わりました。現在OKCは17-23で西の12位、全体で22位タイ(多分)という位置につけています。
中途半端じゃね？
東ならまだしも、西でプレーオフに出られるほど強くはなさそう。なのに微妙に勝っているせいで自前の指名権の順位も微妙なものになってしまいます。
現地の映像や記事、ポッドキャストを聞いていると21年ドラフト組は大豊作で、top5は特に優秀だという評価を受けています。そのため、5位指名権までならより価値のある指名権になると現地では考えられているようです。
しかし、今のままではOKCの指名権は8位あたりに落ち着いてしまう可能性が高いです。これはいけない。デイグノートさん、プレスティさん、どうします？
これから向かう道
今の時点では、OKCが辿る可能性のある道は次の2つかなと考えています。
- 前半と同じようにみんなで協力して勝ちを目指す
- 本気で負けに行く
"1"は分かりやすく、シーズン前半と同じようなスタイルが続く場合です。こちらの作戦のアドバンテージとして、「負けメンタリティがつかない」というものがあるでしょう。選手たちは本気で勝ちに行くのだから、精神的に健全な作戦です。一方、ディスアドバンテージとして、今までのように勝ちを目指す場合、ベテラン2人の力を借りないといけないことが挙げられます。これは、若手の出場時間を奪い、トレードでさらなるアセットを得るチャンスも失うことになります。
"2"も分かりやすいですね😂。おっさん3人は放出、ムスカラさんもついでに出しちゃえ！シェイも何となく休ませて、エースは誰かやっといて！さあ、Let's LOSE！これは指名権がどんどん良くなりそうです。ですが、選手のメンタルにどんな影響があるのか分かりませんし、ファンとしても観ていて辛そうです...
2つの道を挙げましたが、ぼくはおそらく"2"へと進むのかなと考えています。理由として、最近アリーザやヒルのトレード話が出てきていること、そしてついにアルが2試合連続で休んだことがあります。
さらに、シーズンの後半が始まってから、シェイもローマネの対象に加わった可能性があります。といっても、シェイは3/14のNYK戦しかローマネをしていないので、この記事を書いている3/17の時点ではその真偽は分かりません。ですが、もし、もし本当にシェイをローマネリストに入れたとしたら、OKCはこれからは本気で順位を落としていく決定をしたといえるでしょう。
まとめますと、シーズン前半は思いのほか頑張っていたOKCですが、後半はがっつりタンクに向かっていくと思われます。OKCファンは、これからの成績に期待をしすぎないようにしましょう。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました。
P.S.
現地の記事は腐るほどあるので参考記事のようなものは特にありません。映像としては、YoutubeのESPNがよくあげるドラフト候補選手の映像を参考にしています。大学やGリーグの有望選手は勉強中です。ポッドキャストはLOCKED on THUNDERを聞いています。聞き取れた部分のみなので、100%正確な情報かどうかは保証しかねます...
