けしぶ

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23-24シーズンの11月を追いかけて

23-24シーズンを追いかけてシリーズ11月編です。

11月は8勝5敗でした。追いかけて記事の分割作業をしている2/7現在から思うと11月も試合少なかったんだ。

 

ということで目次です。

 

本題行きます。

 

2023/11/2 vsNOP 110-106 Lose 3-2

試合のリンク

悲しい敗北でした。過去3シーズンで半分以上負けてきたのに負けるのが悔しくて辛いのは良いことなんでしょうが…

この試合の敗因はリバウンド問題に尽きます。とにかくNOPさんにオフェンスリバウンドを取られまくりの2ndチャンスポイント取られまくりでした。試合後に細かいスタッツを見てみたら相手の2ndチャンスポイントが27点でした。ありえんだろこれマジで。相手のポイントの1/4が相手がシュート外した後に取られたんですよ。意味分からん。

1Qの素晴らしい流れはこちらの足がよく動いてたっていうのもありますが、相手のスリーが落ちてたからっていうのもあると思います。そこでOKCがスリーまで含めてシュートを決め続けられるとよかったんですが、こっちも相手のスリー不調具合に付き合ってしまって、一度NOPがシュートを決められるようになるとそれについていくのがやっと、そうすると相手も余裕ができてきてリバウンド争いにも積極的に参加、OKCの弱点突きまくりで結局NOPがいい感じに試合を支配、というのがぼくの感想でした。

ここで昨シーズンの数字を見てみると、20点以上相手に2ndチャンスポイントを取られた19試合のうち、勝ったのは7試合でした。各試合の勝敗を2ndチャンスポイントだけで説明することは出来ませんが、19という意外と大きいサンプル数に加えて明らかに全体の勝率よりも成績が悪いっていうのは一考の価値がありそうです。それでもって今シーズンもその悪い習慣を続けるのかいOKCよ。

一応リバウンド以外にも敗因として印象に残ったのは、相手のゾーンDFに変に焦ってミスを繰り返したっていうのがありました。ぼくはバスケの戦術に詳しくないのでNOPのゾーンをどう攻略すべきかは分かりませんが、スリーが入らないときに毎回あっぷあっぷしちゃうようだと厳しいですね。どうしようねぇ~。

 

良かったのはチェット定期とアーロンの生産的な働きでした。それ以外は覚えてないです。

 

フィジカルで負けたと一言でいうことは簡単ですが、今のロスターの都合上総体重を急に増やすのは不可能なので、まずは出来ることをやりましょう。ボックスアウトだったりリバウンドへの嗅覚だったり当事者意識だったりをしっかりと頑張って欲しいんですね。

 

次戦はちび軍団のGSWです。頑張れよ。

 

 

2023/11/4 vsGSW 139-141 Lose 3-3

試合のリンク

ついにこちらがシュートを決めまくったのに負けてしまう結果が起こってしまいました。NOP戦に続いて悔し~い敗戦です。

この試合はレギュラーシーズンの1試合であり、シーズンイントーナメントの予選の1試合でもありました。それもあってとんでもないコートデザインでゲームが行われたわけですが、これがまた見にくいのなんの。

コートデザインを見せるついでにチェットのスーパープレーも載せちゃえ

後半からは少しは見慣れたのか気にならなくなりましたが、来シーズン以降はもっとシンプルな奴でよろしくね。なんならSITそのものをなくしてくれてもいいんだぞ。

 

この試合でもNOP戦に続き相手のオフェンスリバウンドに悩まされることになりました。あんな小さい相手にも競り負けるのは流石に深刻すぎます。相手の2ndチャンスポイントはNOP戦の27点に続いて23点でやっぱり多めですし、何度も何度も言ってるように相手にシュートを外させたのに最後の詰めが甘くて結果自分達の首を絞めているのが勿体なさすぎます。この試合なんてもう少しまともにDFリバウンドが取れてれば、後半こちらがリードした後GSWに流れを渡さずに勝ち切れてたと思います。

OKCは今シーズンも相手のシュートへのコンテストに関してはエリートで、何とリーグ1位のコンテスト数です。ツーもスリーもどっちもtop5の多さでコンテストしてて、実際そのおかげで相手のシュートを落とせてる場面も多いと思うんですが、その後の処理があまあまちゃんです。

取れないんですかね?ほんとに頑張っても取れないんですかね?チェットが入って頭の上で取られるのは少し減った印象なんですけど、それでもやっぱり取れてないっていうのは…認めたくないですがやっぱりパワー不足ですかね…。でもなぁ…努力不足感もあるんだよなぁ…

同じ負け方し続けていいんですか?デイグノート監督も5ガードやったりしてますがそれよりも流石にリバウンド問題どうにかしようとか思ったりしてくれませんか?ここまで3シーズン色々試してきて未だに実験染みたことしてていいんですか?シェイに見限られても知らんよ?

 

この試合の内容として審判への文句もあるっちゃありますけど、それ以前に自分達でコントロール出来るはずのところで負けてるのでジャッジがどうこうという話をする権利はありません。選手はみんなそれぞれ素晴らしいプレーしてるのにたったひとつの失策で負けてしまっているのが気の毒です。だからこそ選手達も頑張ろうよ、本気の本気でリバウンド取りに行ってみてよ。

 

もうOFリバウンドと2ndチャンスポイントの話したくないね。

はぁ~~~~~~~……

 

 

2023/11/7 vsATL 126-117 Win 4-3

試合のリンク

なんとか逃げ切って見事勝ち越しです。3Qでランを作って20点差くらいつけたんですが、4Qの最後にATL猛者ーズによる逆襲に遭い少々肝を冷やしました。勝ててよかったよかった。

この試合はみんなそれぞれ持ち味を生かして良いプレーが出来ていたと思います。特にドートなんて効率良く点を取ってくれるだけではなくクラッチDFで試合を決定付ける一要因になってくれましたし、さらには試合全体を通してリバウンドへ果敢に飛び込んでくれました。そのせいか地味に9rebsを残しており、これが結構勝利に結びついたんじゃないかなって思っています。

また、この試合でもチェットの影響力は計り知れないものでした。というのもトレイヤングとカペラのPnRをほぼ無力化出来たのは彼のおかげと言っても過言ではないからで、ポジショニング判断力ドロップのタイミングハンドラーとロールマンの扱いなどなどが完璧過ぎて、なんだこやつのBBIQは…と思いながら観ていました。ATLファンの中ではトレイが不調だったってことになってましたが、多分昨シーズンまでのOKCならトレイ-カペララインであと10点は取れてましたよ。

あとポジティブだったのはWillの影響力です。こいつも凄いなぁ。流石昨シーズンの後半スタメンCとして戦い抜いてくれただけあって、ソフォモアスランプなんてどこ吹く風、大層信頼出来るNBAプレーヤーになってくれました。この試合でも十分過ぎるほどの活躍をしてくれて、頼りになりまくりでした。やっぱりオフェンスフローが変わりますよね。彼を2ndのビッグマンの1人として起用出来るのは大変な贅沢ですし、あとはスリーが決まってくればこらもう大変なことになるね。

ジョー様に関しては言うことなし。嫁。

 

さて、ネガティブ面に移りますと、今シーズンのギディのアップダウンの激しいパフォーマンスを受けて、彼が少し迷子になってるっていうのが一部OKCファンの中で出てきているようです。この試合でも思うようにシュートが決まらなかったりちょっと不用意なTOがあったりとなかなか思うようなプレーが出来ず、そうするとDFで特段プラスなわけでもない彼は悪いところが目立ってしまって批判の対象になってしまう、という感じでした。Dubだったりケイソンだったりのギディよりも後に入ってきたルーキー達が凄い活躍をしているというのもより一層その風潮を後押ししている気がします。

でももう少し長い目で見ようよ。先月21歳になったばかりの若造だよ。チェットの加入やシェイのPG化でギディの役割が変わってきているわけで、そこにアジャストしているなうなんだから、もっとゆっくり彼の進化を見てあげようよ。

ぼくは信じてるよギディ、君はOKCになくてはならないピースのはずだから。

あとこの試合で迷子になったのはジェングでした。君に関しては3年目からが本番だと思ってるからまだ迷ってていいけど、もっと積極的に行こうよ!自信がないならもっと練習して自分は出来るんだって信じようよ!多分その自信のなさの大きな原因のひとつはフィジカルの弱さだからトレーニングと食育頑張れよ!頑張れよ!!

 

ということで何とか勝てたATL戦でした。とりあえず勝てはしましたが、正直1QにATLがワイドオープンを外しまくってくれたおかげな気がします。

もっとリバウンド取りに行こう、それだけでだいぶ楽に勝てるはずだから。

…これ何回言うの??

 

 

2023/11/9 vsCLE 128-120 Win 5-3

試合のリンク

奇跡のような試合でした。要所で光るスーパープレーとチーム全体で手繰り寄せたナイスウィン!

ここまで好調を維持しているドートですが、この試合でも引き続き効果的なプレーをしてくれました。ドノミチへのマークは勿論ですが、自分のリズムで打てたスリーは落ちる気がしません。昨シーズンまではパスを回して回して最後にドートが空いたっていうときは両手を合わせて祈っていましたが、今シーズンは右手で指3本立ててセレブレーションの準備をしています。ドライブのときの判断力といい急に優秀になりすぎです。

ケイソンも同様に得意なコーナースリーを決め続けてくれてCLEのリズムを狂わせました。ドートほどのマンツーディフェンス力はないですがその代わりチームディフェンスの理解度と遂行力が大変優れているのでガーランドやドノミチといったエースガード相手にいやらしく活躍してくれました。

シェイは神。語る必要なっしんぐ。

この試合では今シーズン初めてWillがスリーを決めました。このツイートの通りなんですが、これからもBOOM出来るようにお願いねWill。

 

最初にも書いたようにこの試合はスーパープレーが多かったです。例えばこれとか。

他にもあれこれあるんですが、一番の見所は何と言ってもラスト6分の逃げ切りフェーズです。4点差と6点差を行ったり来たりする中でのシェイのステップバックスリー、シェイのマークが厳しくなった際に独力で点を取り続けてくれたDub、ケイソンとチェットのプットバックと、見ごたえ抜群です。個人的には今の時点での今シーズン最高の試合だった、ということを書き残しておきたいですね。

 

気になる点もありましたがこの試合に関してはポジティブなままで終わります。開幕10試合での負け越しがなくなって嬉し~!!!

 

 

2023/11/11 atSAC 98-105 Lose 5-4

試合のリンク

良い流れで西海岸アウェイ2連戦の初戦に臨みましたが弾き返されました。フォックスがいなかったのに負けてしまったのはある程度の勝率を残したいOKCにとって良くない結果だったと言ってもいいかもしれません。

ヨキッチの圧力に屈したのは記憶に新しいですが、今回はサボニスにも押し込まれました。押し込まれたというのは体重を使ったポストアップではなくて体の強さと幅、視野の広さ、パスの上手さを使ったポインタセンター戦法にしてやられた感じです。立ち上がりはハーターとの追いかけっこに全くついていけず、サボニスとハーターの2人にやられ放題でした。その後何故かハーターのタッチが落ちてくれたのでこの2人に試合を終了させられるようなことにはなりませんでしたが、こういったポイントセンターにここまでやられてしまうっていうのはチェットの弱点なのかもしれません。実際4QでのWillが見せたアジャスト(複数ポゼッション止めました)がチェットには出来なかったので、彼の成長ポイントがひとつ見えましたね。

Twitterでファンの皆さんの反応を見てるとOKCの不甲斐なさに対する批判が目立ちます、というよりもそれしかないです。確かに3P%は悲惨でしたし不要なTOも多かった、攻守リバウンドも圧倒されていたわけですが、それ以前にSACのディフェンスに苦しめられたのが大きかった印象でした。つまりはOKCが不甲斐ないっていうよりもSACがしっかり準備してきていたっていうのがぼくの意見で、自分達のタイミングで気持ちよくシュートが打てなくて(SACが打たせなくて)外すっていうのが多かった気がするんです。この点に関しては選手がどうこうっていう話じゃなくてコーチ陣が解決するべき箇所だと思うので、選手育成面では十二分に名を轟かせたコーチマークが果たしてWinNowコーチとしても優れているのかっていうのが今後試されていくんだと思います。この試合では40分くらいかけてサボニスとハーターのツーメンにそれらしい解決策を出したので、今度は相手ディフェンスを崩す攻め方の構築を頑張ってもらいたいです。

そんな中やはり個人で得点が出来るシェイの存在はとても貴重です。チームで攻めれない時にシェイがいるっていうのがOKCの強みであり、この試合はそこに頼らざるを得なかったね~という感じでした。

 

プレスティとデイグノート監督は新チームの方針をオールハンドラーのドライブ&キックアウト作戦で戦っていくことを決め、基本的にはそれに合う、それが出来る選手の獲得を進めてきました。それはつまりスリーを決めなければ破綻する作戦なので、この試合みたいな展開になるとなかなか勝つのは難しいと思います。でもかれこれ3年前からずっとこの方針で来てるわけですから、言い訳せずこれからもスリーを決めていきましょう。今シーズンは結構良い感じなんだから大丈夫だよ。

で、もしそれが難しそうだなって思ったらトラディショナルなビッグマン取ってリングから近いところで点取ってもらいましょう。リバウンドも取ってくれそうだしぼくは反対じゃないですけどね。1人くらいはいてもいいんじゃない?

 

 

2023/11/13 atPHX 111-99 Win 6-4

試合のリンク

何とか勝利で見事開幕10試合勝ち越しフィニッシュです。これがロケットスタートというやつですね。

正直3Qまで観戦してて「これ勝てなくても文句言えない内容だな」って思ってました。というのもPHXの出来がいまいちな印象だったので、そんな相手にシーソーゲームをしているようじゃあなんだかなって感じだったからです。被2ndチャンスポイントこそ少なかったもののやっぱりリバウンド数では大負けですし、決めたいシュートが決められないっていうシーンも複数あり、まあこの内容なら負けてもしょうがないかなって思ってました。

そんな冷めたテンションで4Qを観ていたら、気付いたら逆転してリードを広げてゲームセット、なんか勝ってた!という予想外な幕切れとなったゲームでした。少なくとも素晴らしいゲームではなかった気がしているのが現在のぼくです。

 

しかし一家言ある点はこれまで通りあります。ということでその辺の話を進めていきます。

まずはドートのリバウンドです。今シーズンは本当によく頑張ってくれており、その体重と俊敏さを生かした飛び込みでバシッとリバウンドを取ってくれます。この頑張りをチームのみんなは本当に本当に見習ってください。ドートの体はなくともその精神は真似出来るはずだよ。

また、アーロンの器用さが要所要所で輝きました。ある程度セルフクリエイトが出来るのがウイングポジションのライバルケイソンよりも一段優れているアーロンの強みであり、それがセカンドチームのオフェンスに多様性をもたらしてくれます。ただの3&Dだと思いきや意外と起用っていうのはリーグの優秀なウイングに多くて、それこそ最高級クラスだとミケルブリッジスなんかはもろその代表格で今となってはBKNのエースの1人ですし、他にもKCP、ストゥルース、マクダニエルズらは1試合に複数回自力で点を取ってる印象があります。アーロンも個人技が今後も安定的に通用するレベルに成長すれば、先ほど挙げた面々のように一躍リーグを代表する3&Dになれます。頑張れアーロン。そこまでやらなくてもいいけどね。まずはコーナースリーをもう少し安定して決めよう。

そして、この試合のMVPはシェイ Dubでした。いやーほんとに将来オールスターになっちゃうんじゃないのって期待させてくれるような素晴らしいパフォーマンスでしたね。ドラフト前は使われる役割がメインになると思っていて指名順位的にもそれで充分だと思っていたんですが、まさかここまで自力で点が取れるようになるとは。特にこの試合で何本も決めたミッドレンジジャンパーが今後も期待出来るようであれば既にシェイと2人で両エースですよ。完全にぼくの主観ではありますが、乗ったらどうしようもなくてどの距離からも滑らかなリズムで点を取り続けてたのがCJマッカラム味を感じさせました。2インチ背が高くてディフェンスも任せられるマッカラムって考えたらこりゃあ他チームの皆さん申し訳ない…

あとはシェイね。はいはい凄いね。

 

で、ギディですよ。まだ開幕10試合とはいえなかなか波に乗り切れなくてSLAM5の中だとどうしても悪目立ちしてしまうギディですよ。この試合もスタッツ的には10astsしていたりでまあまあだったかもしれませんが、アイテストではやっぱり気になる点がありました。

それはずばり彼のドライブのアウトプットです。ギディはドライブをした後のことをその場で考えることがしばしばあり、そのせいで入らないタフショットを打たされたりパスが難しくなってミスに繋がってしまったりといった良くない結果で終わる場合があります。これに加えてギディはドライブ後のシュートの選択肢としてレイアップかフローターしかないため、リムに近いところからしかシュートが打てません。これによって相手はパワーで完全に押し込まれることを防げればあとはリムに近付かれないように体を間に入れて守るだけで勝手に難しいシュートを打ってくれるか難しいパスをするか、という理想的な結果を引き出せます。

これらを解決するには、まずドライブをする前にプレーのイメージをしっかり持つっていうのが大切だと思います。特別ドリブルが上手いわけでもないのでシェイみたいに後出しじゃんけんで狭い所をスルスル入っていけるわけでもないですし、Dubみたいに腕が長くないのでドリブルを低くつけませんから、それならそもそもドライブ前に毎回視野を広く持って何を狙うのかを決め、それが無理だった時の避難先も頭に入れたうえでドライブを始められるようになるといいと思います。

でもそれで消極的なドライブをされるのも困ります。というのも今期からはドートがそのポジションになっていて、巷で言われている彼の判断力の向上は個人的には単純にゴールを狙う意識を極端に下げてそれっぽいドライブをするようになったからだと思っており、つまりドートのドライブから何かが生まれるっていうのは少ないと思っているので、ギディまで生産性の低いドライブをされるとやばいわけです。

なのでギディにはとんでもなく難しいことを要求しますが、毎秒頭をフル回転させて頭脳的にプレーしてもらいたいです。彼は身長以外はパワー・フレーム・身体能力の全てでそこまで恵まれていません。であれば頭脳派になるしかない。ポイントガードを自称するのであればもっともっと考えてプレーしましょうギディよ。君なら出来るはずだし、それをプレスティやデイグノートさんも期待しているはずだから頼むよギディよ。

それが嫌ならもっとファールをもらえるようになるかリムまで行かずに点を取れるようにジャンパーを練習するしかないぞ。ギディとDubのオフェンスバッグの違いはそこだからね。

 

というわけで意外と色々思ったことがあったPHX戦でした。冷めたテンションで観てたからか雑念が悶々と湧いてきたんでしょうね。

何はともあれ改めて勝ち越し!嬉しい!貯金生活最高だぜ!!

 

 

2023/11/15 vsSAS 123-87 Win 7-4

 試合のリンク

勝たなければいけないゲームでしたがしっかり勝ちました。しっかりしすぎて最終的に36点差も付けました。

前半はワイドオープンスリーを外し過ぎたせいでオフェンスがぐだぐだになり、スコア的にはイーブンな展開で進めてしまうという失態を犯しました。あれだけ相手のTOを誘発出来ていてそれもギャンブルでもなんでもない自分達で創り出した攻撃的なディフェンスが出来ていたのに中途半端な展開になってしまっていたのがとても歯がゆかったです。正直前半が終わった段階では「後半ダギーやヴァセルのシュートが当たるようだとまずいんじゃないか?」と思っていました。

ですが後半になってもナイスディフェンスは緩めることなく相手にTOをさせ続け主に速攻で流れを掴むと、スリーも徐々に決まり始めて良いリズム乗ることが出来てそのまましっかり3Q決着、そのままガベージとなりました。

ギディの復調を喜ぶOKCファンが多かった試合でしたが、正直言えば相手が相手なのでむしろこれくらいドミネイトしてくれるのは全然想定内でした。主に相手のフィジカルが弱めっていう弱点を見て自分のドライブを強みに捉えることがちゃんと出来ましたね。この働きがNBAの他の28チーム相手に出来るかどうかは難しいでしょうが、引き続き自分の強みを生かして頑張って欲しいです。

この試合の主な見どころはケンリッチのカムバックでした。まだ復帰戦ということもあって少し控えめなプレー内容だった気がしますが、彼のボーカルリーダー振りは余す所なく発揮されました。これからプレーオフを戦うようになる(はずの)若いチームにとって彼のようなどんな場面でもチームを鼓舞してくれる人材は貴重ですし、その内容もただ良い場面でギャーギャー騒いでいただけではなく少し腑抜けた雰囲気を感じるときは厳しい目をして一喝してくれていたので、流石ベテラン(当社比)という感じでした。こういったことをコーチじゃなくていち選手がやってくれるのはもうありがたすぎです。ケンリッチラブクラブ入会です。

あとはvasaのミニッツが少し多めに取られて改めて彼のプレーを観ることが出来ました。やはりというべきか彼のプレーメイクセンスは卓越しており、あのクリエイティブな視野には毎回驚かされます。とはいえ、今のOKCはSLAM5からメンバーを変えた際でも基本的にはシェイorギディorDubの誰かはコートにいるのでvasaがボールを持つ時間をどれだけ捻出出来るかがまだはっきりと分かりません。今後その時間を作っていくとするとじゃあ誰のボールを持つ時間を少なくするつもりなのかも気になりますし、だからといってvasaをベンチに塩漬けってのは彼に失礼並びに単純にバスケ能力的にも宝の持ち腐れになってしまいます。ということでもう少しシーズンが進んでいってからローテーションがどう固定化されていくのかが大変な注目ポイントになりますね。vasaも上手く起用したいな~。

 

最後にちょっと感傷に浸ります。昨年のプレシーズンでオーストラリアやイスラエルのプロチームと試合をした際にぼくはブログにて「若いチームなのに勝って当たり前の試合に勝てて偉い」という風なことを書きました。あれからわずか1年ですが、今やNBAのチーム相手にも同じようなことが言えるくらいまで成長したわけですね。とても感慨深いです。

勝って当たり前と言いつつもひとつひとつの勝利に心から喜び感謝の気持ちを持つ、というのを心がけてこれからもOKC観戦ライフを楽しみたいと思います。

 

 

2023/11/17 atGSW 128-109 Win 8-4

 試合のリンク

ステフは怪我、ドレイモンド被告はゴベア殺人未遂事件の被告でこの試合欠場でした。つまりはメンバー的にはSAS戦に続いて勝つべき試合となったGSW戦でしたが、これまたきっちりと勝ち切ることが出来ました。

相手の主要メンバーが欠場していたのでこれは勝つべき試合だ、なんて言いましたが、そういうチームって的が絞りにくくなるし出場メンバーが奮起するしで逆に苦戦してしまったりするんですよね。その事例なんて過去3シーズンに渡ってOKCが何試合もやってるのでそれらを見返せば十分起こりうることだと認識出来ると思いますが、今回はそれをやられてしまうかもっていうのが試合前に怖かったところでした。

それに加えてシェイが珍しく不調で、ドライブしてもファールが貰えなくてリズムに乗り切れず、その結果いつもなら入っているようなミドルレンジまで落としてしまいました。絶対的エースがそんな感じになってしまうとチームとしても良い流れを掴みにくくなりますし、この試合でもチーム全体が何となく淀んだ雰囲気になっていた気がします。

さらにさらに、前回対戦から何を学んだのか、相変わらずオフェンスリバウンドを取られまくりました。その結果2ndチャンスポイントを27点も献上し、これまで通り勿体ないディフェンスを展開し続けてしまいました。

では何故それで勝てたのかというと、スリーがクレイジーに決まりまくったからです。特にジョー様は7/7で決めてくれてOKCファンのみならずNBAファン全員に改めてアイザイアジョーの名を知らしめました。その他の選手もフリーを作れたスリーは結構決めてくれて、特に後半なんかは決めたいシュートを決め続けられたからこそ勝利という結果に結びつけられたんじゃないかなと思います。

シェイが不調だったという話をしましたが、だからといってGSWさんはシェイを放っておくわけにもいかず、この試合全体を通して何度もシェイにダブルチームを仕掛けました。そこでシェイがムキにならずにオープンになった選手にフィードしてくれたのが良かったなぁと思っていまして、その空いた選手がシュートを決めたりそのズレを無駄にせずにイージーショットまで持って行けたりと良い流れでオフェンス出来ていたのがとても印象的でした。これまでずっと培ってきた全員ハンドラー全員パサーというOKCの特色を生かした良いオフェンスだと思います。

相手のオフェンスリバウンドはもっとどうにかしないいけないと思いますが、少なくともこの試合では相手がリバウンド勝負に勝ち筋を見出してきた際にある程度のカウンターが出来たかなと思います。具体的に言うと、GSWがリバウンドでしか勝ち目がないからという思惑でルーニーを結構出してきましたが、それに対して代償を払わせることが出来ていたという感じです。というのも、ルーニーはドロップディフェンスしか出来ない選手であり、ピックをかける選手がポップまで出来る場合ルーニーでは対処出来なくなります。その弱点を突いてこの試合ではシンプルなPnPだけで何度もスリーを決めることが出来て、何とか被オフェンスリバウンドによる失点を上回る結果を残すことが出来ました。ジョー様相手にもドロップするルーニー面白かったよ。

 

ということで、この試合で気になったのは被オフェンスリバウンドが相変わらず多すぎることくらいで、その他のところでは色々と良かった点があったと思います。それでも問題点が大きすぎてストレスを感じる試合でもあったので、次はもう少し頑張ろうね。

 

 

2023/11/19 atGSW 130-123 Win 9-4

試合のリンク

勝ちました!!!

シェイチェットコンビで戦っていく限りは未来永劫語り継がれるであろうとんでもない試合でした。

GSWファンからすると違うのかもしれないですけど、この試合ではGSWもそれなりによいプレイが出来ていたんじゃないかと思います。ホームで同じ相手に2連敗する訳にもいかないってことでステフを無理くり復帰させるわステフはステフで存在感抜群だわチーム全体でスリーはよう決めてくるわで充分嫌な相手でした。何でこんなことを話してるのかって言うとそんなGSWに競り勝てたっていうのがまずとんでもなく凄いことで嬉しかったからです。

その原動力になったのは特定の誰かだったっていうわけでもないんでしょうが、やはり先述の2人、シェイとチェットは特にスペシャルに活躍してくれたと言ってもいいでしょう。

順番に行きますと、まずチェットは彼の武器である単純な背の高さを有効に活用してスモールGSW相手に効率的なオフェンスを展開してくれました。PnRみたいな戦術も勿論効いていましたが、そんなんじゃなくてただゴール下に立っていたチェットにパスを出すだけで簡単に2点取れた場面が複数回ありました。今日のGSWにはドレイモンドがいないということでフルパワーではなかったんでしょうし、彼らのディフェンススキームがどんなんなのかも分からないのでここで言い切ることは間違いなのだと思いますが、恐らく彼らはオフェンスと同じようにディフェンスでもギャンブルをしている場面が多く、堅実にゴール下を守らずにスリーをケアしに行くことが多いんじゃないのかなと思いました。じゃないと背の高さで勝ち目のないはずのチェットがあんなにゴール下でフリーになるなんてありえませんし、きっとそうでしょう。

でもそれは対OKCだったからというのもあるのかもしれません。今シーズンのGSW戦2試合でスリーをとんでもなく決めていたOKCなので、それをケアしたかったという思惑はあったんだと思います。

ですがそのスキームを見破った選手達(もしくはコーチ陣)は狭苦しく見えて実は空いていたゴール下、チェットを上手く見つけて活用しました。その結果チェットが前半から効率良く点を積み重ねてくれて、GSWがスリーを決め続けてくる中なんとか食らいついていくことが出来ました。

そして今日のチェットの一番の見せ場は4Q最後のスーパーブザービートスリーでした。もう見てもらうのが一番早いですね。

ここまで10数試合彼を観てきてまあ本物だろうなとは思っていましたが、本物とかそういうレベルじゃなくて本当にスーパースターになっていけるんじゃないかと思わせてくれるような尋常じゃないパフォーマンスでした。

ここまでずーーっとチェットのオフェンス面での活躍について語ってきましたが、元々はディフェンス面での貢献を求めていたぼくだったので、これは期待以上とか通り越して最高過ぎる活躍でした。毎回ここまでやれとは言いませんが今後もあなたの強みと進化に期待したいと思います。

 

さて、長くなりましたがシェイについてです。これも映像で語った方がよさそう。

OTに行く前から、特に後半はいつも通り勝負強く2点を積み重ねてくれたシェイでしたが、OTでOKCを勝利に導いてくれたのもまたシェイでした。所謂伝統的なスーパースターの定義通りにクランチタイムで確実に点を取り続けてくれて、相手が不安定なスリーにすがる中それを追い払ってくれました。

もう褒める言葉が見つかりません。OTになだれ込ませるクラッチショットを決めてくれたのはチェットでしたが、シェイがいたからこそ勝利という最高の結果に辿り着けました。ほんとにいつもありがとうね。

 

他にもDubが前半の不調具合から吹っ切れたかのような輝かしいプレーをしてくれた結果GSWをよくかき乱してくれましたし、2ndチームのみんなも物凄くディフェンスを頑張ってくれました。3QにGSWが適当なパスを繰り返す所で緩まずにTOに繋げられたことでイーブンで4Qに入れました。個人的に絶対触れなければいけないと思っていたので名前だけ出しますが、ミチッチのチームディフェンス良いぞ。ほんとはもっともっと色んな選手について語りたいんですが、今回はこの辺で勘弁しときます。

みんなが本当によく頑張ってくれていたこの試合、素晴らしいの一言でした。

 

 

2023/11/20 atPOR 134-91 Win 10-4

試合のリンク

アウェイのGSW2連戦というタフなスケジュールに続いてB2B、さらにはDubがお尻が痛いということで欠場となったPOR戦でしたが、結構余裕を持って勝利を掴むことが出来ました。まあ相手が相手だったのが救いでした。

1Qからある程度締まった雰囲気で自分達のプレーが出来ていた気がします。そのおかげで早いうちから余裕を持ったベンチローテーションが出来て、スタメン組の負担軽減とベンチ組のアピールタイム創出というタンキングチームとの試合で是が非でも行いたかった2点を完璧に遂行出来ました。

今シーズン通してスリーが良い感じですが、この試合は特に調子が良くてみんなスパスパ決めてました。過去3シーズンずっと「スリーさえ決まれば…」とため息をつき続けていたOKCファンは気持ちよく観戦できたのではないかと思います。

 

選手へのコメントとして思い浮かんだのはやはりというべきかトレについてです。GSWと死闘を繰り広げたメインローテーションの選手を休ませたいというチームの思惑により早い時間から試合出場を果たしたトレでしたが、これまでの出場機会への不満だったり今後への不安だったりを上手く隠してしっかりとチームプレイを優先してくれました。試合に出れていない中でもベンチから応援してくれているというのは知っていましたが、いざ出場ってなったときにも自己中心にならずにいられるって…なんて良い奴なんだよ…

OKCでまたチャンスが回ってくるかは正直なところ何とも言えないですが、プレスティとよくよく話し合って今後のキャリアプランを明確にしていてほしいです。トレならいつかNBAチームのどこかで絶対プレイ出来るよ。

 

トレに限らずベンチの隅々までみんながまとまった出場時間を得られたゲームとなり、古い仲間達(当社比)を久しぶりに観られて楽しかったです。でも個人的な一番の見どころは少ないミニッツでも30点取ろうと躍起になってシュートを打ち続けていたシェイでした。次点で究極効率で点を取り続けたチェットです。

次戦は2日空けてからホームでCHIを迎え撃ち、その後また2日空けてホームでPHI、またまた2日空けてアウェイでMINです。後ろふたつはでかくて強い選手がいるので彼ら相手にどこまでついて行けるかを確かめる良いテストになりますね。

とか言ってるとCHI戦でこけるのでまずは目の前の試合に集中!頑張れOKC!

 

 

2023/11/23 vsCHI 116-102 Win 11-4

試合のリンク

なんとか勝ち切ることが出来ました。なんとかというのは前半につけた15点差くらいのリードを一時溶かし切ってしまうというエンターテイメントをやってのけてしまったためであり、素晴らしく気持ちの良い勝利ではなかったというのは書き残しておきたいです。

相手はラビーン抜き、こっちはDub抜きでのゲームでした。ネームバリュー的にはラビーン抜きのお相手さんの方がディスアドバンテージを背負っていたのかもしれませんし実際そうだったのかもしれませんが、Dubがいないっていうのも今のOKCにとって結構大きな痛手なんだなぁと感じさせるゲームとなりました。なので早く復帰してねDubちゃん。

この試合を観ていてと~っても印象的だったのは、チェットの基礎バスケ力の高さです。どうしてもブロックのスタッツが目立ってしまうのでOKCファンであってもそこの数字に一喜一憂してしまうものですが、この試合はそこじゃなくて本当に基本的なディフェンステクニック、ハンズアップが光りました。激しい押し合いへし合いがのさばるNBAのゴール下で体重が90kg程度しかないらしいチェットがここまでの影響力を残せているのはこういった基本テクニックを忠実に実行しているからで、正しいタイミングでボールマンにプレッシャーをかけて、正しいコースを通ってヘルプに出て、いつでもハンズアップをしているからこそこれ程のディフェンス力を発揮出来ているんだと思います。ここまでハイレベルなディフェンシブビッグはリーグを見渡してもいないと思うんですが、NBA全体としてそんな雰囲気になってないのはやはりブロックのスタッツばかりが注目されているってことなんでしょうね。基礎を観るのも楽しいんだけどなぁ…

ここまでディフェンス面でチェットをべた褒めしてきましたが、この試合ではチェット以外にもチームを勢いづけるナイスディフェンスをしてくれた3人がいました。アーカンソーコンビのWillとジョー様、そしてケンリッチです。この3人が果敢にチャージングを引き出してくれたことで苦しい時間帯を潜り抜けることが出来て、チームに流れと勝利を引き寄せてくれました。彼ら3人をベンチから出せるというのが今のOKCの強力な武器であり強みであると思うので、これからもずーーーーーっとお世話になっていきたい所存です。

 

最初にこの試合は素晴らしく気持ちよい試合ではなかったと言いましたが、CHIがビハインドを捲れたのは彼らがワイドオープンスリーをきちっと決められたからでした。そういう意味では確実にCHIの方が良いバスケをしていたと思います。そんな展開だったのにOKCが勝てた要因は先述のメンバーのディフェンスもそうなんですが、やはりオフェンスでジョー様がいつも通り決めてくれたのとシェイがいつも通りGo To Guyだったという2点が物凄く大きく、そのどちらかが欠けていたら負けてしまっていました。折角良いチームになってきているんだからこういった特定の優秀選手に頼り切った試合は減らしていきたいですね。

でもどうしてもシェイやジョー様の超タフショットに頼らなきゃいけない場面もあると思うので、おふたりさんは引き続きよろしくね~。

 

 

2023/11/26 vsPHI 123-127 Lose 11-5

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久しぶりの敗北です。試合タイトルにLoseって書いたの久しぶりでした。

完敗、とも言えない気がしますが完全なる力負けでした。この試合こそ「OKCの出来が良くなかったのではなくPHIが素晴らしいバスケをした」というような内容でしたね。勿論こちらにも落ち度はあったんですが、エンビードを中心としたオフェンスを止めきれず、高さもパワーもあるフィジカルなディフェンスを攻め切れませんでした。

試合開始時は試合前から想像されていた通りパワーマックスエンビードを止めることが出来ず、いいように攻められ続けました。エンビードもやる気満々でチェットを押し込んでくるんでチェットのファールトラブルや疲労蓄積が心配でたまりませんでした。

そんな不安をデイグノート監督も感じていたのか、Willとチェットの併用を試しました。エンビードとのお相撲はWillが担当、エンビード以外へのヘルプをチェットが担当という風に役割分担をしたところこれが大当たりで、十分対等に戦えるくらいには守れるようになりました。まあこの作戦が上手くいっていた理由の半分はWillのスリーが決まっていたからですけどね。落ち始めたらやっぱりきつくなってきました。

そうやってなんとか頑張ってたんですが、この辺からエンビードが切れたナイフと化します。つまりは触れたもの全てをファールに貶めるという必殺技をやってきて、フィジカルに守らざるを得ないOKCはこのナイフに傷つけられ続けました。一方でシェイへの接触は結構スルーされていて、なるべくレフェリーへの不満を言わないように心がけているつもりのぼくも流石に頭を抱えました。エンビードにあそこまで吹くならシェイに限らずもう少しOKCを甘やかして欲しかったのが正直な感想で、それが嫌ならエンビードにも吹かないでフィジカルなハードゲームを展開させて欲しかったです。しかし多分ですがこれはNBAからOKCへの挑戦状で、体重を増やせという啓示なんだと思います。

 

オフェンス面では前半の好調なスリーポイントシュートを継続し切ることが出来ませんでした。PHI相手だと中で勝負出来ないので、OKCが勝つうえでは外角シュートが生命線になります。それを決め続けられるかどうかという綱渡りを渡り切ることが出来なかったのがこのゲームであり、その結果は敗北の二文字でした。しょーがない、次は渡り切ろうぜ。

それでも最後追いつくために構築した超ボンバーラインナップ、シェイジョーベルタンチェットWillは今後も数分ずつでいいから使って欲しいです。観ていて楽しいラインナップランキング上位なんだ。

 

ということで攻守両面でエンビードを中心としたPHIになんとか食らいつくもあとちょっと届かなかった試合でした。見どころたくさん見応え十分な内容で、負けてはしまったもののGood Gameだったかなという印象です。

多分これからのOKCはシェイとチェットを中心に進んでいくんだろうね…

 

 

2023/11/29 atMIN 103-106 Lose 11-6

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負けました。PHI、MINと強豪が続き、僅差での敗北、連敗です。

あ~ん負けた~というゲームでしたが、個人的には良い所も悪い所もはっきりしていた試合だった気がするので、決して悪いゲームではなかったと思っています。負け試合なので将来見返すことはないでしょうが。

良かった点は、何故かは分かりませんがフィジカルに戦えていたところです。MINとの対戦と言われて真っ先に思い出すのは昨シーズンのプレーインゲーム2試合目で、この試合ではKATを始めとするデカくてパワフルなプレーヤーに圧倒されて為すすべなく負けてしまいました。あの時は自分達の良い所を全然発揮出来なかったので、そこからそんなに時間も経っていないし相手も調子良いみたいだしのこの試合でもまた蹂躙されてしまうのではないか、結局パワーと高さに敗北するのではないか、とネガティブに考えていました。

しかしいざ試合が始まってみると全然そんなことはなくて、勝負所のリバウンドでややサイズ不足が悔やまれる場面はあったものの基本的には十分渡り合えていたような印象でした。だからこそこの点差で終えることが出来ましたし次の対戦はネガティブな気持ちで試合に臨む必要はなくなりそうです。

何故フィジカルになれたのかはよく分かりませんが、単純にチェットの高さが追加されたからなんですかね?やたらゴベアがチェット相手に騒いでましたが(誤解がないよう書いておきますがこの試合のゴベアめちゃ良かった)、やっぱりそうやってゴベアが試合中に威嚇してしまうほどにチェットが攻守両面で色んなことにチャレンジしてくれたんでしょうね。

完全オールインしたMIN相手(怪我人多数)に若手ばかりでオールインどころか貯金が有り余っているOKCが比較的いい勝負が出来たっていうのが総合的に見て一番良かったところでした。

 

一方で悪い所なんですが、スリーを怖がってるようじゃ駄目よみんな。OKCの作戦をよく思い出してくれ。君達を引っ張ってくれているエースの得意なプレーは何?これらをよく考えれば「オープンスリーを躊躇う」という発想は頭からなくなるはずです。

外すのが怖いんでしょうが、みんなして意味のないポンプフェイクをやって0.75のずれを自ら0に戻してるようじゃ相手も楽に守れるよ。ただでさえマクダニエルズがいなくてペリメーターDF力が落ちてるMIN相手にそんな逃げ腰じゃいかんよ。

今やOKCはリーグ1位のエリートシュートチームです。ここまで17試合もやってきたのにこの好成績を維持出来てるんだから、しっかりと胸を張って自信と誇りを持ってシュートを打ちましょう。ポジティブに行こうぜ。

 

ということで次戦の対LALは果たしてどうなるか?

頑張れみんな!