けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

リンディエフェクト

3/14のMEM戦を観て感じたことについて語ります。

 

最近のOKCは人手不足であり、2way契約の2人もまとまった出場時間を得ることが出来ています。そのおかげで彼らの選手としての実力もなんとなく明らかになってきたと思ってます。リンディ君は多少の波はあるとはいえチーム内で屈指のピュアシューターで、サーは意外に器用なシュートタッチも見せつつ持ち前のサイズとフットワークを活かしたディフェンスで頑張ってくれます。もちろん2人とも弱点もあるけど人手不足なんだから目をつぶりましょう。そんな2人のうち今日はリンディ君にフィーチャーします。

ぼくは結構なリンディ君のサポーターです。サイズのあるシューターで地元生まれ地元育ちという背景、そしてイケメンということでとんでもなく彼のことが好きなわけです。先述のようにパフォーマンスの波はありますが、もし開花すればディフェンスもさぼらないルークケナードになり得る選手だと思っているので、来シーズンもどうか残ってほしいところです。

 

さて、MEM戦についてですがリンディ君絶好調で前半だけでスリー4/7という輝かしいスタッツを残しました。基本的にはアシストのつく形でスリーをすぽすぽ沈めてくれたので、「ぼくの思い描いていたシューターここに在り」という感じでした。

そしてこの前半の活躍がMEMのディフェンスに影響を与えます。特に4Qに顕著だったと思うんですけど、リンディ君をフリーにしておけないせいでシェイのドライブにヘルプしに行けなくなったんです。まず追いつけない点差だったのでMEMも本気ではなかったと思いますが、それでも今までのOKC対策ばっちりの中固めディフェンスとは明らかに異なり、シェイやその他の選手のドライブラインが確かに存在していました。そして厳しいマークにあったリンディ君はなかなか自分のリズムでシュートが打てず、後半はスリー0/2となりました。3Q最後のスリーが決まってたらめちゃかっこよかったけどしょうがない。

このようなインパクトこそシューターの価値だと思います。遂に「ドライブ→キックアウトの繰り返しオフェンス作戦」の真の姿の片鱗を観れたのではないかと1人で興奮して、こんな記事を書きました。もしシューターがもう1人いて、常にコートにシューターを最低1人は残せるようなチームになれれば相当ハイ効率なオフェンスを展開出来そうです。

今までこんなにシュート下手チームなのに一貫して今の作戦を貫いてきたデイグノート監督は頑固すぎる気もしますが、彼の思い描いているチームに少しずつ近づいていると信じたいです。こうなるとビッグマンもストレッチ能力がある方がいいのか将又トラディショナルビッグでもうまく融合出来るのか…。この辺はまた違う話なので今は議論しません。

 

という感じでシューターっていいなーと再認識しました。なんでここ2年ムスカラさん以外ノンシューターなんていうチームだったのかよく分かりませんが、リンディ君や来年の新サンダーに期待してます。あとついでに確率は微妙かもしれないけど1試合当たり2.2本もスリーを決めてくれてたドートの更なる進化にも期待してます。

 

それでは!