けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

サンキューOKC Guys Vol.1 in 22-23 season

今年もやりますこの企画。去年のサンキューシリーズを今読み返すと昨シーズンのことを色々思い出させてくれるので、今シーズンも書き残しておきたいわけです。

タイトルが長くなったけど気にしないでいきましょう。

 

本当に感謝しかないシーズンでした。

ルールは昨年と同じで合計出場時間が短い順です。途中でトレードされてしまったオモルイ、ベイズムスカラさんもリストに入ってます。

 

それではまずバトラーから。

3月に入ってから2way契約されたバトラーは、SACで頑張っているデイビオンミッチェルのバックコートメイトとしてNCAAトーナメントを制したこともあるハイレベルなプレイヤーです。実際試合に出れば落ち着いたボールコントロールとゲームメイクをみせてくれましたし、シュート力もまずまずな感じでした。バトラーを見てるとなんかマレドンを思い出します。

なかなか出場機会がなくて彼の実力やOKCとのフィットはまだ測り切れていませんが、2way契約ですしおそらく来年から2way契約を3人まで確保してよくなるため、よっぽどのことが無い限り来年もOKCに居てくれる気がします。もしカットになっちゃってもおそらく他のチームから何かしらの打診はあると思いますし、ひとまず最後の1か月半はお疲れさまでしたと言いたいですね。来期にはセカンドチームを引っ張れるPGになっててね。

そんなバトラーには「少ないチャンスの中でしっかり自分のプレーをしてくれてありがとう!」という感謝の気持ちを伝えたいです。

 

お次はサーです。

やたらとプレスティに気に入られているビッグマンです。でもそれはただの特別扱いではなくて、スクリーンやリバウンドでのハッスルは勿論意外と上手いパス力があるので、ちょっとスキルのあるビッグマンとして起用出来るがための2回目の2way契約だったんだと思います。

今のOKCのロスターだとサーほど運動神経とサイズが両立した選手はいないので、サーが出場しているときは彼の良さに目を引かれることが多いです。でもやっぱり弱点というか改善点も結構あって、ディフェンスは特筆すべきこともないですしオフェンスでもこれといった技を持っていません。それなりに運動神経があるのにロブスレットになれないのは果たしてうちのハンドラー諸君が悪いのかサーが悪いのか…

分からないと言えば、ぼくが思うOKCに1人は欲しいビッグマンのイメージがサー++という感じの機動力があってちょっと小技も出来ちゃう系なんですが、それにサーがなれるのかドラフト等で取ってくれるのか、将又そんな機動力のあるトラディショナルなセンターは取らないのか。サーがなってくれると楽ちんなんですけど…

シーズン後半はBlueとThunderを行ったり来たりで大変だったと思いますが、お疲れさまでした。来シーズン開幕までにがつんと成長してサー++になってくれい。

サーには「OKCのビッグマン事情のせいでちょっと荷が重い役割を担わせてしまったけどそんな中でも期待通りの活躍をしてくれてありがとう!」という気持ちです。

 

次にオモルイです。

正直いくら元チームメイトとはいえあんな負け方した後に相手チームと写真撮らされるって嫌じゃない?

なんかめちゃくちゃ性格が良いらしいオモルイ。シーズン前半はサイズ不足のOKCを助ける良い働きをしていました。でもオモルイでサイズ不足問題が解消されるはずもなくて、なかなかThunderの方に定着出来ずBlueで過ごす時間の方が長かったような気がします。それでもって2月の終わりくらいにカットされてしまいました。OKCには残れなかったですがその後すぐにDETに拾ってもらってそこそこ活躍しているようなので嬉しい限りです。

今年はオモルイだったりDubだったり、それなりにサイズのあるウイングを集めてみてその中で選別していくみたいな計画でもあったんですかね?それとも本当にオモルイにスモールセンターをやらせるつもりで獲得したんでしょうか?今思うと少し不思議な契約だった気がします。

相手にすると結構いやらしいスキルセットを持つオモルイ、DETでの活躍を祈っています。OKCでの活躍も忘れないよ。

オモルイには「コート内外で自分に出来ることを精一杯やってくれてありがとう!」という気持ちです

 

次はシャリッチです。

ビッグマンとしてのオフェンスの器用さはリーグの中でも上位に入る気がするシャリッチはベイズとのトレードでOKCにやってきました。OKCに来てからもそのセンス溢れるオフェンス力ですぐに溶け込み、様々な選手といい感じのコンビネーションをみせてくれました。あとはディフェンスでもう少し軽やかに動ければ文句なしでしたが、それは求めすぎですね。

バスケ面以外でも、優勝候補のPHXからOKCにトレードされたわけですからきっと精神的にくるものがあったと思います。それでも文句ひとつ言わずにチームメイトや組織全体にすぐ馴染んで仲良くなってくれて、シーズン終了会見ではOKCに戻ってきたい発言もしてくれました。実際戻ってきてくれたらチェットやWillのサポート役としてかなり助かりますし、プレーオフ経験もあるベテラン(まだ29歳)がいてくれるのは若いチームに効果的です。チェット復活のおかげでシャリッチをWillの控えじゃなくてWillやチェットと一緒に出せたりするのめっちゃ見てみたくないですか?そういった楽しみもある上、勝利を目指すという観点においても昨シーズンまでと違って来期以降のOKCに残るのも案外悪い判断じゃない気がしますし、そこは是非前向きにプレスティと話し合って欲しいです。

シャリッチには「OKCファンが期待していたベテランとしての色んな役割を十二分に果たしてくれてありがとう!」です。

 

今回最後はリンディ君です。

地元生まれ地元育ちの地産地消契約リンディ君は、シューターとしてはしっかりした体格で、それに加えてオフボールムーブが優れているためシーズン後半は結構な出場機会を得ていました。シーズン全体を通して言えば微妙なシューティングだった気もしましたが、なんやかんや1試合当たり4本打って35.8%だったんですね。この本数と確率は例えばATLのディアンドレハンターと結構似ていて、そう考えるというほど悪いシューターじゃないんですよね。

じゃあリンディ君への不満が何なのかといえば、何度も言ってるようにここぞの場面で決められないということなんです。彼みたいなシューターは詰まるところ「Make or Miss」なので、ジョー様みたいに入れば一躍貴重なプレーヤーなわけです。折角優秀なオフボールムーブをしていいところでシュートが打てるのに大変勿体ない…

文句を垂れ流しましたが、ぼくはリンディ君は来シーズンも残すべきだと考えています。来年までは面倒を見てられると思いますし、今シーズンの後半のミニッツが今後の成長に繋がることを期待しています。あと何よりディフェンスも頑張れるシューター(一応、それなりのシューター)をすぐ見限るのこそ、ここぞのスリーを外すよりも勿体ないことな気がするので、来期まで一緒に頑張っていきたいです。

そんなリンディ君には「上手くいかないことがある中でも自分の役割を見失わずに1年間頑張ってくれてありがとう!」と伝えたいです。早くリンディ君のNBAカード出てくれないかな

 

 

という感じでVol.1は終了です。去年のVol.1はこんなにちゃんとロスターの選手について語れていなかったので、改めて今シーズンの成長とそれに伴って得られた結果は凄く恵まれたものだったんだなあと感じました。

Vol.2に続きます!ここまで読んでくださった方はもしよければ続きもよろしくお願いします!

それでは!