けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

リアルなロスター予想

今回はお情け抜きの本音中の本音でいきます。

 

もうどうしようもなく契約済み選手が増えてしまったOKCですが、どうにかして15人以下に絞る必要があります。こんな当たり前のことを今更書く必要もないかもしれませんが、現状はこちら↓

に加えてルディゲイも含めた21人編成となっております。ここから最低6人はカットしなければいけないという背景を一旦理解して、それを念頭に置いたうえで議論していきたいと思います。

今回考察していくのは、ぼくが思う各選手の実力とそれに加えてちょっと政治的なフロントの思惑の2点です。この2点とサマリの活躍度も軽く考慮しながら、最終的な23-24シーズンのロスターを提案してみようと思います。

 

さて、まずは99.99%放出されることがない選手をリストアップします。

  • シェイ|実力◎|政治的思惑なし|
    • 考察不要。昨シーズンのリーグ最高ガード。長期契約も結んでいるうえにシェイ以上のコストパフォーマンスを発揮してくれる選手はリーグに5人もいるかどうかな気がする。
  • Dub|実力〇|政治的思惑なし|
    • 攻守両面で汎用的でハイレベルな活躍が出来る上ボールを持たずとも存在感を残せる、おまけにシュートも上手いため彼を放出しても彼以上の何かを得ることは難しい。ルーキー契約がまだ3年残っていてすぐには金銭的な重荷にならないことからも残留一択な気がする。
  • チェット|実力〇|政治的思惑なし|
    • もしかしたらシェイ以上に問答無用かもしれない。2位指名選手NBAデビューさせないでトレードはありえない。多分プレスティのお気に入り。
  • ジョー様|実力〇|政治的思惑ほんのわずかにあり|
    • 上手い、安い、ハッスルが揃った最高のロールプレーヤー。彼を出すシナリオが思い浮かばない。しいて言えばジョー様の契約は24-25シーズンまでしかなく新たな契約を交渉しなければいけないという面倒事がちょっと遠い未来にある。これをフロントが嫌った場合に早めの放出(リターンは大きいはず)もありうる気もするが、多分ない。
  • ジェング|実力△|政治的思惑あり|
    • がちがちにプロテクトされていたものばかりだったとはいえ、1RPをみっつも放出してまで手に入れたジェングを見限るわけがない。実力的にはもしかしたら今シーズンもOKC Blueに出向することもあるかもしれないが、ロッタリーピックのソフォモアをゴミ箱送りにするなんてありえない。そしてサマーリーグを観てる限り結構上手くなってるので尚更放出はない。
  • ケイソン|実力〇|政治的思惑なし|
    • 話す必要なし。

彼ら6人の放出はない、とぼくは思っています。

 

ではこの6人以外の選手はどうなのかっていうことを語っていきます。まずはぼくが思う「彼は残らないだろうし残すべきではない」という選手についてです。

  • ベルタン|実力▲|政治的思惑あり|
    • こんな余計な契約を保持し続ける理由はないし実力的にも他の若者達のチャンスを奪ってまで起用するべきかというと首を傾げる。一応身長は高いしハッスルが全くない選手でもないしスリーを打つことに関しては大変上手だろうからロスターに残る可能性もあるかもしれないが、ぼくは残らない/残すべきではないと思う。多分彼の契約を引き受けてくれるチームはないので最悪ウェイブでもいいからベルタンは放出して、彼の代わりに1人でも多く将来有望な若手を残すべき。
  • ディポ|実力▲|政治的思惑あり|
    • 実力的にも契約的にも残す理由が正直ない。ベルタンと同じ理由でウェイブ、かなぁ…
  • ゲイ|実力▲|政治的思惑なし|
    • 年齢が厳しすぎるし残したところでどうする。メンターの役割くらいしか思いつかないけど今更外様のメンター?という気がする。

この3人は残す理由がありません。なんとかトレード相手が見つかるといいんですが…

 

で、まだ名前を挙げてない選手達についても語ります。

  • ドート|実力〇|政治的思惑ちょっとあり|
    • どこかとトレードする際に便利な契約を結んでいるっていうのがどうしてもドートの立場を不安定する。実力的にも十分なトレードアセットになれるため、常に心のどこかでドートトレード論は燻っている。
  • ギディ|実力〇|政治的思惑ちょっとあり|
    • これほどトレード価値の高い若手もなかなかいないのではと思う。3年目が終わると同時にルーキーエクステンションの交渉が始まるだろうから、そこをフロント側とギディ側で上手く折り合いがつけられるのか。少なくとも今の時点ではマックス契約はあげられない。
  • Will|実力△|政治的思惑ちょっとあり|
    • 彼もまたトレード価値が比較的高そうというのが理由。他にもルーキーイヤーのスリーの確率が果たしてどこまで本物だったのかっていうのが重要で、もし昨シーズンのように決められないとすると試合に出しにくくなる。ボロが出る前に何らかのトレードパッケージに含まれてしまう可能性がわずかにある気がしてこっち側のリストに載せている。
  • トレ|実力△|政治的思惑なし|
    • ケイソンをドラフトした時点でOKCにおけるトレの将来は暗くなった。政治的思惑どうこうというよりも単純にチームが求めるレベルに届いていないのかもしれない。そう考えるとOKCのガードに求められるレベルが如何に高いかっていうのを痛感する。
  • アーロン|実力〇|政治的思惑あり|
    • どのチームからも欲しがられる実力の持ち主なのでトレードパッケージに含まれてしまうかも、という理由。おそらくアーロンを入れればかなりのリターンが見込めるだろうし、契約延長という煩わしいものを先延ばしにするためにアーロンを放出するっていうシナリオもありえるのでは、と思う。
  • ケンリッチ|実力◎|政治的思惑ちょっとあり|
    • 仮に他のチーム、それこそLALからノンプロテクトの1巡目指名権とのトレードの打診があったりしたら放出されてしまうかもしれない。さっきの放出されない6人のリストに入りうる7人目なのはケンリッチだと思ってはいるけど、とんでもないリターンが手に入るとなると何とも言えない気がする。
  • ポク|実力△|政治的思惑なし|
    • Willやジェングの成長、Dubやケンリッチの汎用的過ぎる活躍に押されている。正直ここまで色んな選手がいるのであればポクにこだわる理由もない。4年目のプレーを視てから今後のことを話し合うでもよし、もうトレードパッケージに含めてしまってもよし、かもしれない。ぼくはポクに残っていて欲しい。
  • JRE|実力△|政治的思惑なし|
    • なんでサマーリーグも怪我で欠場するんだよ。それでもって復帰試合でケアレスミスしすぎだよ。チェットの加入とWillの活躍、ジェングの成長に対抗出来ていないのが現状。1~4番までを大体カバーできるフットワークは魅力なので、他チームから必要とされるかもしれない。
  • ミチッチ|実力〇|政治的思惑あり|
    • 折角ならOKCに来て欲しいけど、どうなるかは分かりません。多分OKCに来てくれる。
  • ジャック|実力△|政治的思惑なし|
    • わざわざFAで獲得したんだから恐らくロスター15人に入るんじゃないのとぼくは思っている。2way契約とかにしておけば枠を争うこともなかったのに、なんで本契約をあげたんだ…という点からも意外とフロントからは信頼されているのかもしれない。
  • タイタイ|実力△|政治的思惑なし|
    • 残す余裕がない。
  • ガルバ|実力△|政治的思惑なし|
    • 折角ガルバというハッスル出来るビッグウイングが手に入ったんだから残してみたい気持ちはある。けど席が準備出来るかどうか…

という感じで実力の問題で残れない可能性がある選手もいれば、契約更新やトレードアセットとしての価値云々の問題もありそれも考慮しないといけないので、最終メンバーを予想するのはとても難しいです。ですが本記事ではぼくなりに15人に絞ります。

ぼくならこうします↓

  1. シェイ
  2. Dub
  3. チェット
  4. ジョー様
  5. ジェング
  6. ウォレス
  7. ケンリッチ
  8. ドート
  9. ギディ
  10. Will
  11. アーロン
  12. ミチッチ
  13. ポク
  14. ジャック
  15. ガルバ

残せなかった選手達には申し訳ありませんが、考えた結果こうなりました。ガードはリーグ最強クラスの布陣であり、あとは3~5番の信頼性を上げるだけです。そのためにジャックとガルバ、ポクは一年を通じて評価していきたいと考えました。

 

ベルタン達の契約をウェイブするかは分かりませんしブロックバスタートレードが起こるかもしれないので上記の仮ロスターは完全に妄想です。でも現状だけから考えたらこうなって欲しいねっていうものでした。

みんなで仲良くゴールインっていうのが出来ない勝負の世界は厳しいですね。それでもやっぱりOKCの優勝は観たいので、上手い具合にチームビルディングしてくださいプレスティさん。

 

それでは。