長いシーズンがついに終わり、いつもよりも早めにオフに入ったOKC。
実際はシーズンの後半は消化試合感があったので、実質AS明けあたりからシーズンは終了してました。さらにいえば今シーズンの一番の勝負所はロッタリーからのドラフトナイトなので、まだ21シーズンは始まっていないとも言えます。
そんな下らない冗談はさておき、なんとなくな思いつきを書き残しておこうと考え、記事を書いてみることにしました。題して、
「OKCにジェームズワイズマンを計画」
本記事のおおまかな流れとして、
①OKCの現状
②個人的なワイズマンの評価→OKCへのフィット
③トレード案
です。いってみましょう。
①OKCの現状
この前の記事でも書いたようにシェイはトレードに出される可能性がゼロではないような気がしますが、これはよっぽど起きないと思うので、今回はシェイは残ると考えます。シェイを出すなんて、ケイド獲りのためかもしくはAS選手獲得のため以外ありえませんから。
さて、現在のOKCのロスターを振り返りましょう。
まずはガードから。OKCにはシェイ、ドートと優秀なガードが2人います。この2人はどのチームにきいても欲しいというでしょう。シェイは説明不要なのですが、ドートに関しては今シーズンのOF面の成長が半端ではなく、チームの主力となりえるポテンシャルを見せつけてくれました。
控えガードでこれからもお世話になりそうなのは、マレドンとタイちゃんでしょう。マレドンは今シーズンOKC内で出場時間が一番長く、それでも最後まで戦い抜いてくれました。そしてタイちゃんですが、彼のシューティングスキルは手放すには惜しいレベルです。そしてなによりマレドンとタイちゃんは2人ともパスの意識が高く、2人が出ている時間帯のパス回しは観ていて爽快なものでした。あと忘れてましたがクレイチ君もいるな。ロマン枠だけど期待しています。
スヴィはどうだろう。オフボールで走り回ってくれますし、チームに勢いをもたらすダンクもできるのでいい選手だとは思います。でも契約が今年で切れちゃうのが痛いですね。枠があれば再契約する…うーん…。なんとも言えないです。
このように、ガードにはローテーションを回せそうな選手がいるのですが、問題はフォワードです。個人的にはフォワードで来季確定なのはポクとデックしかいないと感じています。ポクは個人的MIPですし、歴史に名を刻む選手になれると期待しています。ほんとに。デックはまだ全然本領を発揮できていないと思いますし、もし今彼を見限ったらヨーロッパの選手のOKCに対する信頼がなくなります。デックのポストプレー好きだ…
ベイズは若いし見捨てるには早すぎるとも思いますが、2年目の今年に思ったほど伸びなかったのが印象悪いです。ソフォモアスランプだと思いたいですが...。あとはケンリッチやロビー、シーズン後半はホードや丸頭の子チャーリーブラウンなどといった安価なお試しでやりくりしていました。
ケンリッチはプレーオフチームに行ってくれ頼む。見返りとかいらないからケンリッチが行きたいところ、ケンリッチを欲しいところに送ってあげてくれ。
こんな感じでフォワードは隙だらけなのですが、現代NBAではフォワード弱くして優勝することは難しいです。今年のドラフトでは幸いフォワードに優れた選手が多く、仮にロッタリーが悪い結果になった場合クミンガやスコッティバーンズ、ジェイレンジョンソン、フランツワグナーとかを獲得するのは大いにありだと思います。
最後にセンターです。ここに関しては来年以降を任せられる人がいません。モーちゃん?トニー?モーちゃんはポテンシャルはあると思うけど頭がそんな良くない。今の段階ではポテンシャルとIQの低さを天秤にかけるとIQの方が目立っている気がします。トニーは好きなんですけど今よりも上手になる未来が見えない。ごめんね。
で、21ドラフトクラスのセンターっていったらモブリーがいて、その5歩後ろにアルパレンシェングーン?がいて、その後ろはまだ勉強できてないので知りません。ちょっとセンターが薄い年な気がします。ということは、例えばマイアミの指名権を使っていい感じの選手を獲得できるのかといわれると、首をかしげてしまうのです。繰り返しますがまだ勉強不足なだけで、実は20位前後でも良いセンターがいるかもしれません。
とこんな感じで、OKCの弱点であるフォワードやセンターのポジションをいかに強化していくかをぼくは悶々と考えているわけです。そこで思いついたのが今回の主役であるワイズマン君です。
②個人的なワイズマンの評価→OKCへのフィット
今年はそんなにGSWの試合をみてないし、さらにワイズマンは怪我で早々にシーズンアウトしてしまったため、正直正当な評価を下すことはできません。なので、個人的な、主観で、バイアスありの、評価を簡単に語っておこうと思います。
ドラフト2位指名だしGSW所属だしで結構ハイライト動画を出してもらえていたワイズマン。彼のハイライトを観てまず初めに思ったのは「こいつスリーも打てるんか」でした。あとはトランジションでボールを自分で運ぶことができるのも凄いなあと感心しました。以上です。正直これくらいしか覚えていません。
その後ワイズマン獲得を思いつき、彼のスタッツやハイライト、プレーを観察しました。それで感じたのは、ミドルレンジのショットタッチが滑らかだということです。ベースラインジャンパーでもハイポストからでも打てます。あとは確実にモーちゃんより頭いい。将来のポテンシャルも充分あります。ポストプレーの才能もあるように見えますし、経験を積めばOFもDFもより効果的になるでしょう。
やっぱりでかくて動けてシュートが打てる選手は強いわけですよ!
③トレード案
それでは、ワイズマンをOKCに呼び込むことができるのかを考えていきます。仮にも昨年のドラ2であり、GSWにとって弱点であるセンターポジションを埋めるための重要なピースでもあるでしょう。若くてポテンシャルの高いワイズマンをそう簡単に出すわけにはいきません。
ほいじゃあワイズマンの代わりになるようなアセットを出したるわ。
OKC獲得
ワイズマン
ウーブレ
GSW獲得
ホーフォード
1巡目指名権(DEN 23年)
一応サラリーは合いました。問題はウーブレの契約が20-21シーズンで終わって完全FAになるのですが、その場合トレードってできるのか?という点です。ここは無視してトレードが成立すると仮定します。指名権足りなければ1巡目指名権(PHX 22年)とかもつけましょうか?
*追記*
なぜサイン&トレードを考慮しなかった?
あと、ウィギンスを出してもいいというのなら、次のようなトレードはいかがでしょう?
OKC獲得
ワイズマン
ウィギンス
GSW獲得
ホーフォード
ケンリッチ
ミハイリュク
1巡目指名権(DEN 23年)
これならルール上文句なくトレードを行えます。GSWにとってはサラリーダンプになるのも嬉しいのではないでしょうか。もっと欲しいならあと1つくらい1巡目指名権をお付けしましょう。他チームの指名権が嫌ならOKCの指名権でもいいです。ただし25年とか少し先のやつね。
*追記終了*
このトレードの反対意見を予想していきます。
(i)ホーフォードなんて不良債権いらねえ
A. ホーフォード取れたらGSW真面目に優勝狙えると思うよ。バスケットボールにおける技術の全てを持っているセンターがGSWに合わないわけがない。カリーを中心にまだ優勝したいなら取ってみてもいいと思う。
(ii)ホーフォードだけじゃなくて他の選手も寄越せ。
A. あと1人でも追加するとサラリーが釣り合わなくなります。こちらとしてもケンリッチとか入れてあげたいけど無理なの。ドートとかは何があってもあげないからな。その代わり1巡目指名権つけてるから許して。追記したやつはこの問題を解決できてますね。
(iii)ワイズマン出したくない
A. そう…
単純にセンターの交換と考えて頂いて大丈夫です。WINNOWのGSWと将来のOKCの間の需要の違いをうまい具合に満たすトレードだと思うんですが…
さて、いかがでしょうか。ドラフトも楽しみなのですが、トレードをあれこれ考えるのもまた楽しいですね。
それではまた今度!何か語りたくなったらまた書きます!