なんとかコインフリップに勝ち、無事どんけつ4位を勝ち取ったOKC。このおかげで6位までに入る確率が高まり、top5かそれ以外の候補から最高の人材を手に入れやすくなりました。
今回はドラフトに関して、少し話したくなったので話します。スコッティバーンズ編と銘打ってはいますが、他の人編があるとは限りません。
今回のロッタリーでは、おおよそOKCは6位よりも良いピックが手に入ります。7位になるのが18%で8位になるのが2.4%です。なので今回はロッタリーの結果そこそこ運が悪くて6位と18位(MIAの)になったと仮定して話します。さらにトレードアップもしないとします。
もしこうなった場合、ぼくがGMなら6位ではスコッティバーンズ(フレッシュマン)をドラフトしたいです。なぜなら、OKCのウィークポイントであるウイングのポジションにすっぽり入れて、さらにデイグノードバスケに上手くフィットしそうだからです。
ここからはバーンズがなぜお気に入りなのかについて、説明していきます。
まず、彼の最大の武器といえばDFです。206cm101kgのサイズで、さらにウイングスパンが218cmもあるらしく、ディフェンダーとして最高の素材を持っています。加えてその長い腕を生かしたボールに対するプレッシャーがなかなかのもので、STLも一試合当たり1.5回残しています。オフボールDFも賢く、味方に指示を出してスイッチをしたりヘルプに動いたりとなんでも要領よくこなします。とにかくポジショニングが良い。
あと個人的に好きなのは、相手PGに対してオールコートDFでべったりくっついて守ることができる点です。昨シーズンシュルーダーがやってたやつです。206cmですよ?こんなでかいのがオールコートで動き回るなんて、相手からしたら悪夢でしょう。
オールコートDFはツイッターに見つからなかったので、普通のDFを2つほど載せておきます。背番号4番です。
No seriously, I'll buy all of the Scottie Barnes stock you want to sell. #NBADraft pic.twitter.com/OI19vZQDqh
— Backcourt Violation (@backcourtv) 2021年5月18日
Fun little clip here by Scottie Barnes on the defensive side of the ball. Just notice how lengthy and disruptive Barnes can be on defense. Barnes understands that he can cause chaos to an offense by applying pressure early. #NBADraft pic.twitter.com/HVSzCanUAS
— Backcourt Violation (@backcourtv) 2021年5月18日
他の選手と一線を画すDFの持ち主なのですが、それではOFはどうなのかと。
バーンズは正直シュートが苦手です。一試合当たりの3PAが1.7本に対して3P%は27.5%とお世辞にも良いとはいえず、残念なことにFT%も62.1%と低いです。さらに、TOも3.6本とポジションの割にかなり多く、これも無視できないでしょう。このように決定的な弱点はあるにはあるのです。
しかし、ぼくが注目したい彼のスキルとして、アシストがあります。なんと一試合平均4.1ASTしており、36分換算に直すと5.9ASTです。フレッシュマンなのにディフェンスのスペシャリストでアシストが上手いなんて、相当クレバーなのではないでしょうか。アンセルフィッシュにプレーしてくれるならば、まるでドレイモンドのようになってくれる気がしますし、実際比較対象としてドレイモンドの名前が挙がっています。今のOKCにはいないタイプの選手であることは確実であり、ぼくはこういう選手こそ優勝に一役買ってくれるのではないかと感じています。
ここまであーだこーだ言ってきましたが、プレスティ様はトレードアップを狙うかもみたいな記事が出てました。そりゃケイド欲しいもんね。でもね、ぼくはバーンズも結構好きだよっていうことを言いたくて、この場を借りてあーだこーだ語らせていただきました。
最後に、206cmの巨人がワンステップ垂直飛びで90cm跳んだっていうツイートを紹介いたします。これによると、膝の伸びきる速さ(Knee Extension Velocity)と上に伸びあがる力(Concentric Force Output)はNBAのデータの中でも上位5%に入るそうです。要するに爆発的に跳ぶことができるということでしょう。楽しそうでいいですね。
.@ScottBarnes561 recently tied our second best drop vertical ever, jumping 35.5 inches. 👀
— P3 (@P3sportscience) 2021年5月27日
When analyzing his jump indicators, Scottie ranks above the 95th percentile in both Knee Extension Velocity and Concentric Force Output compared to our NBA database (N>700). 🔥🏀📈 pic.twitter.com/ZYznv7YwYD