けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

書かないわけにはいかないOKCのドラフトデー

大変な一日でした。

私事ですがプライベートの方でも悲しいことがあり、それに加えてこのドラフトはなかなかにこたえます。

 

2021年NBAドラフトをOKCの目線とぼくの反応ツイートで振り返りましょう。

始めは順調にケイド→グレーン→モブリーという指名になりました。ドラフトデー最初の驚きはそのあとで、なんとTORがバーンズを指名しました。過去記事に書いたようにTORはバーンズにお熱だという情報は聞いていましたが、まさか本当に指名するとは思っていませんでした。その驚きとともに「これはOKCにとって追い風では?」と感じました。何しろまさかまさかのサグス指名ができるかもしれないのですから。

ついでにちょっと脱線しますが、 バーンズとTORの相性はめちゃめちゃいいと思います。バーンズを疑似PGとして起用することでアヌノビやシアカムとバランスが取れますし、サイズがとんでもないことになるからです。ぼくはバーンズがピッペンみたいになると思っているので、TORの将来が楽しみです。

 

淡い期待の結果、ORLがサグスをさらっていきました。ちくしょう。キリアンヘイズとの共存とかどうすんだよ。

※勘違いです。ORLにヘイズはいません。言いたかったのはフルツです。訂正します。

 

そして、このサグスへの期待が、今ドラフト最後の期待となるのです。

 

 6位時点で残っている選手は予想通りでした。ぼくはクミンガ派でしたが、ボークナイトでもいいかなと思っていました。

 

Oklahoma City Thunder select ... Josh Giddey from Aust...

 

Josh Giddey!?

 

これはびっくりしました。そんなにサイズのあるPGが欲しかったのか。シェイの隣の相棒としては劣化ケイドみたいな感じでフィットすると思いますが、PGってことはマレドンやタイちゃんとの兼ね合いはどうするのか。というか6位で指名する必要があるのか。なんだかすっきりしない微妙な感想がたくさん湧きあがりました。

 ここで僕が意図したニーズとは、本来ケイドに求めていたサイズ×パスセンス×ハンドルですかね。ケイドにはシューティングなど他のスキルも備わっていますがギディにはまだなさそうです。

まあ、まあ、まあギディの指名は予想外ではありましたが、悪くない指名なのかなと割り切ることができました。反対の感情はなかったです。

 

問題はこの後です。

 

TORバーンズやOKCギディといった予想外指名の影響なのか、不思議な指名はこれ以降も続きます。GSWは時系列の合わないクミンガを取り、SACはなぜかガードのデイビオンを取り、わざわざトレードアップしたMEMはザイールを取りました。スパーズはモックよりもずいぶん高いところでプリモを取ってました。

一方で、GSW2人目のモーゼスムーディーは素晴らしい指名だと思います。WASのキスパートも良い。ハッチとゴンザカコンビで頑張ってね。

 

で、ですよ。このときぼくはこの上なく興奮していました。なぜなら是非ともOKCに来てほしい逸材君たちが何人も残っていたためです。OKCの弱点はどう見てもフロントコートですが、上位指名されたのはバックコートの選手が多く、優秀なフロントコートの選手がたくさん残っていたのです。

 この中から2人指名できるなんて夢のようだ。16位ではひとまず外人選手であるシェングーンを取って弱点を埋めていこう。

そう考えていました。

 

 

これが今日一番堪えられなかった。説明できないムーブランキングNo.1です。将来の1巡目指名権2つとのトレードです。それでHOUは悠々とシェングーンをさらっていったのです。

もらった指名権の詳細をまとめておきます。RealGM参照です。

 

2022 first round draft pick from DET

protected for selections 1-16 in 2022, 1-18 in 2023, 1-18 in 2024,1-13 in 2025, 1-11 in 2026, 1-9 in 2027; if Detroit has not conveyed a 1st round pick to Oklahoma City by 2027, then Detroit will instead convey its 2027 2nd round pick to Oklahoma City

2023 first round draft pick from Washington

protected for selections 1-14 in 2023, 1-12 in 2024, 1-10 in 2025 and 1-8 in 2026; if Washington has not conveyed a 1st round pick to Oklahoma City by 2026, then Washington will instead convey its 2026 2nd round pick and 2027 2nd round pick to Oklahoma City

 

PnRができてポストプレーも上手く、まだ若いため伸び代も充分な逸材を逃してまで将来の指名権集め?正直生まれて初めてプレスティを疑いました。

 

ドラフトは進み、17位でトレイマーフィーが持っていかれ、18位です。

 

OKC select Tre Mann from …

 

what?

トレマン?

え?ビッグマンは?フロントコートの選手取らないの?え?ギディ取ったしマレドンタイちゃんいるのに、またPG?

マンは好きでした。シュート上手いですし、プレーメイクも安定していて良い選手だと思います。下位指名でプレーオフチームが指名して、上手くいけばPHXのキャムペインみたいな働きができるんじゃないかなと。

マン指名の疑問点として、まずはフォワードやセンターの不足をどうするのかが挙げられます。そしてマレドンとマンの役割が丸被り感があるという点です。マレドンは去年あんだけ酷使しているわけで、代わりが来たからポイ、なんてのは許されません。なのでマレドンとマンの共存をどうしていくのかが来シーズンの注目ポイントです。

まあ要するに、トレマンはいい選手だけどOKCのニーズに合わなくないか?という感想でした。

 

 まあ後は2巡目で彼らを取らなかったのが非常に残念でした。

2巡目指名の2人はまだ勉強中です。ジェレミア君は結構評判いいので楽しみですし、アーロン君は指名されてめちゃくちゃ喜んでたのが好印象です。

 

 

という感じで予想外の連続となったドラフトとなりました。NBAでのプレーをみていないため、選手の当たりはずれは今言及すべきではないのは分かっていますが、個人的にはどうしても気落ちしてしまう内容でした。

ドラフト中は一瞬プレスティ様を疑ってしまいましたが、今はもう心の底から信じています。来シーズンもよろしくお願いします。

 

 

そんなドラフトデーが終わるころ、神トレードがありました。

必要だったセンターポジションでかつ性格的に全く問題のないベテランを獲得しつつ、1巡目指名権までもらうという足元ガン見トレードです。フェイバーズさん来シーズンよろしくお願いします。

これからもトレードエクセプションと2巡目指名権を利用した引き取り業は続きそうです。

 

 

こんなものですかね。タフなドラフトでしたが、最後のフェイバーズトレードにだいぶ救われました。

今の気持ちはこんな感じです。↓

 

これからどんなチームを作り上げていくのかが大変楽しみです。

 

 

それでは。めちゃ長くなりましたが、濃いドラフトデーだったということで勘弁してください。