けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

成長するOKCワカテーズ

 

1か月ぶりの更新です。

 

これを書いている時点で、プレシーズンのうちDEN、DAL、アデレード36ers、イスラエルのMRAとの試合が終わっています。半分はNBAのチームと、もう半分はインターナショナルゲームでした。

ひとまずここまでの感想を書きたい!と思ったので書きます。今回は各選手に一言述べるではなく、全体的に感じたことを中心にします。

 

まずはチーム全体のディフェンス意識の高さについてです。DEN戦とDAL戦でのディフレクションが多いのなんの。逆サイドのディフェンダーがポジショニングとハンズアップを忘れずに行う意識を持っているのがちょっと試合を観るだけで分かります。

あと感じたのは、スイッチをしすぎないようにしているんじゃないかということです。特にペリメーターからスクリーンを使ってアウトサイドにドリブルを仕掛けてきた相手に対して、マークマンがそのままついて行きつつ他の選手もリム周りのヘルプをする(オーバーヘルプは絶対にしない)&逆サイドコーナーをケアする人も忘れない、というのが結構効いていたように見えました。

まとめると、選手みんなが足を動かしてサボらない&ディフェンス理解度が高まったという2点がしっかり発揮出来ていたからこそ、DENやDALと接戦が出来たんだと思います。JREの爆速ヘルプ(DEN戦2ndQ4:50辺り-楽天さんの見逃しフルゲームで57分辺りのやつとか)、トレを筆頭に全員のフィジカル強化、ルーキー組の活躍なんかもディフェンス改善に大きく寄与していますが、まずはみんなの努力による成長に感動しました。

ここにチェットが加わると思うと垂涎ものですね!

 

次はオフェンスについてです。ハンドラーが多すぎるしパサーが多すぎる。遂にきたかもしれないポクの成長や仰天ルーキーDubも活躍も後押しして、今のOKCのオフェンスは的が絞れません。今までのOKCにはいなかったタイプのビッグマンWillもいますし、今シーズンのOKCは昨シーズンとは比べものにならないほどの面白いオフェンスを展開してくれるでしょう。これに加えてシーズン中にドクターチップの効果が少しずつ実感出来ればなお良しで、今以上の楽しさを期待しちゃいます。シェイ抜きでそこそこのオフェンスが出来ているのは嬉しい限りです。ギディはTD10回くらいしちゃえ。

ここにチェットが加わると思うと垂涎ものですね!

 

2試合続いたインターナショナルゲームについてもコメントします。

どちらの試合も一応NBAのチームvs非NBAのチームだったわけで、OKCが勝って当然とも言えました(もしPHXファンの方が読んでたら本当に申し訳ありません…)。そういった格下相手との試合にしっかり勝てたのが今回の一番の収穫だったと思います。ヌワバがちょっと分かりませんが、さっと調べたところこの2試合で出場したOKCの選手のうちプレーオフ経験があるのがドートとベイズだけで、彼ら以外はタンキングシーズンしか過ごしたことがありません。つまりいつもボコボコにされる側だったわけです。そんなメンツで勝って当たり前の試合に臨まくてはいけないということと、それに加えてPHXが負けて結構話題になっちゃっていたのもあって、試合前ぼくは結構不安に思っていました。

そんな中での若者達の活躍です。MRA戦の立ち上がりこそ少しもたついたものの、全体で見ると十分なパフォーマンスをみせてくれました。

というわけで、「勝つべき試合に勝つ」というプレーオフチームが当たり前に出来ていることを、少し低いレベルでしたが達成出来て大変満足です。みんなそれぞれの仕事をしっかりこなしてて良かったよ。

ここにチェットが加わると思うと垂涎ものですね!

 

 

今回は以上です!ここ2年間土を耕して種をまき水を与えてきましたが、やっとこさ芽が出てきたかもしれません。もしかしたらもうつぼみくらいになってるかも。とにかく今までの2年間は無駄ではなさそうだと分かっただけでもうこのプレシーズンは成功です。

あと、ここ2試合が大勝だったので少し過大評価かもしれませんが、もしチェットが怪我してなかったら今年のOKCは大真面目にプレーオフチームだったとぼくは思います。でも現実問題チェットはいないので、今シーズンどういう方向性で進んでいくのかが楽しみです。

 

それでは!