けしぶ

オクラホマシティサンダーについてあれこれお話しする場所です

23-24シーズンの11月を追いかけて

23-24シーズンを追いかけてシリーズ11月編です。

11月は8勝5敗でした。追いかけて記事の分割作業をしている2/7現在から思うと11月も試合少なかったんだ。

 

ということで目次です。

 

本題行きます。

 

2023/11/2 vsNOP 110-106 Lose 3-2

試合のリンク

悲しい敗北でした。過去3シーズンで半分以上負けてきたのに負けるのが悔しくて辛いのは良いことなんでしょうが…

この試合の敗因はリバウンド問題に尽きます。とにかくNOPさんにオフェンスリバウンドを取られまくりの2ndチャンスポイント取られまくりでした。試合後に細かいスタッツを見てみたら相手の2ndチャンスポイントが27点でした。ありえんだろこれマジで。相手のポイントの1/4が相手がシュート外した後に取られたんですよ。意味分からん。

1Qの素晴らしい流れはこちらの足がよく動いてたっていうのもありますが、相手のスリーが落ちてたからっていうのもあると思います。そこでOKCがスリーまで含めてシュートを決め続けられるとよかったんですが、こっちも相手のスリー不調具合に付き合ってしまって、一度NOPがシュートを決められるようになるとそれについていくのがやっと、そうすると相手も余裕ができてきてリバウンド争いにも積極的に参加、OKCの弱点突きまくりで結局NOPがいい感じに試合を支配、というのがぼくの感想でした。

ここで昨シーズンの数字を見てみると、20点以上相手に2ndチャンスポイントを取られた19試合のうち、勝ったのは7試合でした。各試合の勝敗を2ndチャンスポイントだけで説明することは出来ませんが、19という意外と大きいサンプル数に加えて明らかに全体の勝率よりも成績が悪いっていうのは一考の価値がありそうです。それでもって今シーズンもその悪い習慣を続けるのかいOKCよ。

一応リバウンド以外にも敗因として印象に残ったのは、相手のゾーンDFに変に焦ってミスを繰り返したっていうのがありました。ぼくはバスケの戦術に詳しくないのでNOPのゾーンをどう攻略すべきかは分かりませんが、スリーが入らないときに毎回あっぷあっぷしちゃうようだと厳しいですね。どうしようねぇ~。

 

良かったのはチェット定期とアーロンの生産的な働きでした。それ以外は覚えてないです。

 

フィジカルで負けたと一言でいうことは簡単ですが、今のロスターの都合上総体重を急に増やすのは不可能なので、まずは出来ることをやりましょう。ボックスアウトだったりリバウンドへの嗅覚だったり当事者意識だったりをしっかりと頑張って欲しいんですね。

 

次戦はちび軍団のGSWです。頑張れよ。

 

 

2023/11/4 vsGSW 139-141 Lose 3-3

試合のリンク

ついにこちらがシュートを決めまくったのに負けてしまう結果が起こってしまいました。NOP戦に続いて悔し~い敗戦です。

この試合はレギュラーシーズンの1試合であり、シーズンイントーナメントの予選の1試合でもありました。それもあってとんでもないコートデザインでゲームが行われたわけですが、これがまた見にくいのなんの。

コートデザインを見せるついでにチェットのスーパープレーも載せちゃえ

後半からは少しは見慣れたのか気にならなくなりましたが、来シーズン以降はもっとシンプルな奴でよろしくね。なんならSITそのものをなくしてくれてもいいんだぞ。

 

この試合でもNOP戦に続き相手のオフェンスリバウンドに悩まされることになりました。あんな小さい相手にも競り負けるのは流石に深刻すぎます。相手の2ndチャンスポイントはNOP戦の27点に続いて23点でやっぱり多めですし、何度も何度も言ってるように相手にシュートを外させたのに最後の詰めが甘くて結果自分達の首を絞めているのが勿体なさすぎます。この試合なんてもう少しまともにDFリバウンドが取れてれば、後半こちらがリードした後GSWに流れを渡さずに勝ち切れてたと思います。

OKCは今シーズンも相手のシュートへのコンテストに関してはエリートで、何とリーグ1位のコンテスト数です。ツーもスリーもどっちもtop5の多さでコンテストしてて、実際そのおかげで相手のシュートを落とせてる場面も多いと思うんですが、その後の処理があまあまちゃんです。

取れないんですかね?ほんとに頑張っても取れないんですかね?チェットが入って頭の上で取られるのは少し減った印象なんですけど、それでもやっぱり取れてないっていうのは…認めたくないですがやっぱりパワー不足ですかね…。でもなぁ…努力不足感もあるんだよなぁ…

同じ負け方し続けていいんですか?デイグノート監督も5ガードやったりしてますがそれよりも流石にリバウンド問題どうにかしようとか思ったりしてくれませんか?ここまで3シーズン色々試してきて未だに実験染みたことしてていいんですか?シェイに見限られても知らんよ?

 

この試合の内容として審判への文句もあるっちゃありますけど、それ以前に自分達でコントロール出来るはずのところで負けてるのでジャッジがどうこうという話をする権利はありません。選手はみんなそれぞれ素晴らしいプレーしてるのにたったひとつの失策で負けてしまっているのが気の毒です。だからこそ選手達も頑張ろうよ、本気の本気でリバウンド取りに行ってみてよ。

 

もうOFリバウンドと2ndチャンスポイントの話したくないね。

はぁ~~~~~~~……

 

 

2023/11/7 vsATL 126-117 Win 4-3

試合のリンク

なんとか逃げ切って見事勝ち越しです。3Qでランを作って20点差くらいつけたんですが、4Qの最後にATL猛者ーズによる逆襲に遭い少々肝を冷やしました。勝ててよかったよかった。

この試合はみんなそれぞれ持ち味を生かして良いプレーが出来ていたと思います。特にドートなんて効率良く点を取ってくれるだけではなくクラッチDFで試合を決定付ける一要因になってくれましたし、さらには試合全体を通してリバウンドへ果敢に飛び込んでくれました。そのせいか地味に9rebsを残しており、これが結構勝利に結びついたんじゃないかなって思っています。

また、この試合でもチェットの影響力は計り知れないものでした。というのもトレイヤングとカペラのPnRをほぼ無力化出来たのは彼のおかげと言っても過言ではないからで、ポジショニング判断力ドロップのタイミングハンドラーとロールマンの扱いなどなどが完璧過ぎて、なんだこやつのBBIQは…と思いながら観ていました。ATLファンの中ではトレイが不調だったってことになってましたが、多分昨シーズンまでのOKCならトレイ-カペララインであと10点は取れてましたよ。

あとポジティブだったのはWillの影響力です。こいつも凄いなぁ。流石昨シーズンの後半スタメンCとして戦い抜いてくれただけあって、ソフォモアスランプなんてどこ吹く風、大層信頼出来るNBAプレーヤーになってくれました。この試合でも十分過ぎるほどの活躍をしてくれて、頼りになりまくりでした。やっぱりオフェンスフローが変わりますよね。彼を2ndのビッグマンの1人として起用出来るのは大変な贅沢ですし、あとはスリーが決まってくればこらもう大変なことになるね。

ジョー様に関しては言うことなし。嫁。

 

さて、ネガティブ面に移りますと、今シーズンのギディのアップダウンの激しいパフォーマンスを受けて、彼が少し迷子になってるっていうのが一部OKCファンの中で出てきているようです。この試合でも思うようにシュートが決まらなかったりちょっと不用意なTOがあったりとなかなか思うようなプレーが出来ず、そうするとDFで特段プラスなわけでもない彼は悪いところが目立ってしまって批判の対象になってしまう、という感じでした。Dubだったりケイソンだったりのギディよりも後に入ってきたルーキー達が凄い活躍をしているというのもより一層その風潮を後押ししている気がします。

でももう少し長い目で見ようよ。先月21歳になったばかりの若造だよ。チェットの加入やシェイのPG化でギディの役割が変わってきているわけで、そこにアジャストしているなうなんだから、もっとゆっくり彼の進化を見てあげようよ。

ぼくは信じてるよギディ、君はOKCになくてはならないピースのはずだから。

あとこの試合で迷子になったのはジェングでした。君に関しては3年目からが本番だと思ってるからまだ迷ってていいけど、もっと積極的に行こうよ!自信がないならもっと練習して自分は出来るんだって信じようよ!多分その自信のなさの大きな原因のひとつはフィジカルの弱さだからトレーニングと食育頑張れよ!頑張れよ!!

 

ということで何とか勝てたATL戦でした。とりあえず勝てはしましたが、正直1QにATLがワイドオープンを外しまくってくれたおかげな気がします。

もっとリバウンド取りに行こう、それだけでだいぶ楽に勝てるはずだから。

…これ何回言うの??

 

 

2023/11/9 vsCLE 128-120 Win 5-3

試合のリンク

奇跡のような試合でした。要所で光るスーパープレーとチーム全体で手繰り寄せたナイスウィン!

ここまで好調を維持しているドートですが、この試合でも引き続き効果的なプレーをしてくれました。ドノミチへのマークは勿論ですが、自分のリズムで打てたスリーは落ちる気がしません。昨シーズンまではパスを回して回して最後にドートが空いたっていうときは両手を合わせて祈っていましたが、今シーズンは右手で指3本立ててセレブレーションの準備をしています。ドライブのときの判断力といい急に優秀になりすぎです。

ケイソンも同様に得意なコーナースリーを決め続けてくれてCLEのリズムを狂わせました。ドートほどのマンツーディフェンス力はないですがその代わりチームディフェンスの理解度と遂行力が大変優れているのでガーランドやドノミチといったエースガード相手にいやらしく活躍してくれました。

シェイは神。語る必要なっしんぐ。

この試合では今シーズン初めてWillがスリーを決めました。このツイートの通りなんですが、これからもBOOM出来るようにお願いねWill。

 

最初にも書いたようにこの試合はスーパープレーが多かったです。例えばこれとか。

他にもあれこれあるんですが、一番の見所は何と言ってもラスト6分の逃げ切りフェーズです。4点差と6点差を行ったり来たりする中でのシェイのステップバックスリー、シェイのマークが厳しくなった際に独力で点を取り続けてくれたDub、ケイソンとチェットのプットバックと、見ごたえ抜群です。個人的には今の時点での今シーズン最高の試合だった、ということを書き残しておきたいですね。

 

気になる点もありましたがこの試合に関してはポジティブなままで終わります。開幕10試合での負け越しがなくなって嬉し~!!!

 

 

2023/11/11 atSAC 98-105 Lose 5-4

試合のリンク

良い流れで西海岸アウェイ2連戦の初戦に臨みましたが弾き返されました。フォックスがいなかったのに負けてしまったのはある程度の勝率を残したいOKCにとって良くない結果だったと言ってもいいかもしれません。

ヨキッチの圧力に屈したのは記憶に新しいですが、今回はサボニスにも押し込まれました。押し込まれたというのは体重を使ったポストアップではなくて体の強さと幅、視野の広さ、パスの上手さを使ったポインタセンター戦法にしてやられた感じです。立ち上がりはハーターとの追いかけっこに全くついていけず、サボニスとハーターの2人にやられ放題でした。その後何故かハーターのタッチが落ちてくれたのでこの2人に試合を終了させられるようなことにはなりませんでしたが、こういったポイントセンターにここまでやられてしまうっていうのはチェットの弱点なのかもしれません。実際4QでのWillが見せたアジャスト(複数ポゼッション止めました)がチェットには出来なかったので、彼の成長ポイントがひとつ見えましたね。

Twitterでファンの皆さんの反応を見てるとOKCの不甲斐なさに対する批判が目立ちます、というよりもそれしかないです。確かに3P%は悲惨でしたし不要なTOも多かった、攻守リバウンドも圧倒されていたわけですが、それ以前にSACのディフェンスに苦しめられたのが大きかった印象でした。つまりはOKCが不甲斐ないっていうよりもSACがしっかり準備してきていたっていうのがぼくの意見で、自分達のタイミングで気持ちよくシュートが打てなくて(SACが打たせなくて)外すっていうのが多かった気がするんです。この点に関しては選手がどうこうっていう話じゃなくてコーチ陣が解決するべき箇所だと思うので、選手育成面では十二分に名を轟かせたコーチマークが果たしてWinNowコーチとしても優れているのかっていうのが今後試されていくんだと思います。この試合では40分くらいかけてサボニスとハーターのツーメンにそれらしい解決策を出したので、今度は相手ディフェンスを崩す攻め方の構築を頑張ってもらいたいです。

そんな中やはり個人で得点が出来るシェイの存在はとても貴重です。チームで攻めれない時にシェイがいるっていうのがOKCの強みであり、この試合はそこに頼らざるを得なかったね~という感じでした。

 

プレスティとデイグノート監督は新チームの方針をオールハンドラーのドライブ&キックアウト作戦で戦っていくことを決め、基本的にはそれに合う、それが出来る選手の獲得を進めてきました。それはつまりスリーを決めなければ破綻する作戦なので、この試合みたいな展開になるとなかなか勝つのは難しいと思います。でもかれこれ3年前からずっとこの方針で来てるわけですから、言い訳せずこれからもスリーを決めていきましょう。今シーズンは結構良い感じなんだから大丈夫だよ。

で、もしそれが難しそうだなって思ったらトラディショナルなビッグマン取ってリングから近いところで点取ってもらいましょう。リバウンドも取ってくれそうだしぼくは反対じゃないですけどね。1人くらいはいてもいいんじゃない?

 

 

2023/11/13 atPHX 111-99 Win 6-4

試合のリンク

何とか勝利で見事開幕10試合勝ち越しフィニッシュです。これがロケットスタートというやつですね。

正直3Qまで観戦してて「これ勝てなくても文句言えない内容だな」って思ってました。というのもPHXの出来がいまいちな印象だったので、そんな相手にシーソーゲームをしているようじゃあなんだかなって感じだったからです。被2ndチャンスポイントこそ少なかったもののやっぱりリバウンド数では大負けですし、決めたいシュートが決められないっていうシーンも複数あり、まあこの内容なら負けてもしょうがないかなって思ってました。

そんな冷めたテンションで4Qを観ていたら、気付いたら逆転してリードを広げてゲームセット、なんか勝ってた!という予想外な幕切れとなったゲームでした。少なくとも素晴らしいゲームではなかった気がしているのが現在のぼくです。

 

しかし一家言ある点はこれまで通りあります。ということでその辺の話を進めていきます。

まずはドートのリバウンドです。今シーズンは本当によく頑張ってくれており、その体重と俊敏さを生かした飛び込みでバシッとリバウンドを取ってくれます。この頑張りをチームのみんなは本当に本当に見習ってください。ドートの体はなくともその精神は真似出来るはずだよ。

また、アーロンの器用さが要所要所で輝きました。ある程度セルフクリエイトが出来るのがウイングポジションのライバルケイソンよりも一段優れているアーロンの強みであり、それがセカンドチームのオフェンスに多様性をもたらしてくれます。ただの3&Dだと思いきや意外と起用っていうのはリーグの優秀なウイングに多くて、それこそ最高級クラスだとミケルブリッジスなんかはもろその代表格で今となってはBKNのエースの1人ですし、他にもKCP、ストゥルース、マクダニエルズらは1試合に複数回自力で点を取ってる印象があります。アーロンも個人技が今後も安定的に通用するレベルに成長すれば、先ほど挙げた面々のように一躍リーグを代表する3&Dになれます。頑張れアーロン。そこまでやらなくてもいいけどね。まずはコーナースリーをもう少し安定して決めよう。

そして、この試合のMVPはシェイ Dubでした。いやーほんとに将来オールスターになっちゃうんじゃないのって期待させてくれるような素晴らしいパフォーマンスでしたね。ドラフト前は使われる役割がメインになると思っていて指名順位的にもそれで充分だと思っていたんですが、まさかここまで自力で点が取れるようになるとは。特にこの試合で何本も決めたミッドレンジジャンパーが今後も期待出来るようであれば既にシェイと2人で両エースですよ。完全にぼくの主観ではありますが、乗ったらどうしようもなくてどの距離からも滑らかなリズムで点を取り続けてたのがCJマッカラム味を感じさせました。2インチ背が高くてディフェンスも任せられるマッカラムって考えたらこりゃあ他チームの皆さん申し訳ない…

あとはシェイね。はいはい凄いね。

 

で、ギディですよ。まだ開幕10試合とはいえなかなか波に乗り切れなくてSLAM5の中だとどうしても悪目立ちしてしまうギディですよ。この試合もスタッツ的には10astsしていたりでまあまあだったかもしれませんが、アイテストではやっぱり気になる点がありました。

それはずばり彼のドライブのアウトプットです。ギディはドライブをした後のことをその場で考えることがしばしばあり、そのせいで入らないタフショットを打たされたりパスが難しくなってミスに繋がってしまったりといった良くない結果で終わる場合があります。これに加えてギディはドライブ後のシュートの選択肢としてレイアップかフローターしかないため、リムに近いところからしかシュートが打てません。これによって相手はパワーで完全に押し込まれることを防げればあとはリムに近付かれないように体を間に入れて守るだけで勝手に難しいシュートを打ってくれるか難しいパスをするか、という理想的な結果を引き出せます。

これらを解決するには、まずドライブをする前にプレーのイメージをしっかり持つっていうのが大切だと思います。特別ドリブルが上手いわけでもないのでシェイみたいに後出しじゃんけんで狭い所をスルスル入っていけるわけでもないですし、Dubみたいに腕が長くないのでドリブルを低くつけませんから、それならそもそもドライブ前に毎回視野を広く持って何を狙うのかを決め、それが無理だった時の避難先も頭に入れたうえでドライブを始められるようになるといいと思います。

でもそれで消極的なドライブをされるのも困ります。というのも今期からはドートがそのポジションになっていて、巷で言われている彼の判断力の向上は個人的には単純にゴールを狙う意識を極端に下げてそれっぽいドライブをするようになったからだと思っており、つまりドートのドライブから何かが生まれるっていうのは少ないと思っているので、ギディまで生産性の低いドライブをされるとやばいわけです。

なのでギディにはとんでもなく難しいことを要求しますが、毎秒頭をフル回転させて頭脳的にプレーしてもらいたいです。彼は身長以外はパワー・フレーム・身体能力の全てでそこまで恵まれていません。であれば頭脳派になるしかない。ポイントガードを自称するのであればもっともっと考えてプレーしましょうギディよ。君なら出来るはずだし、それをプレスティやデイグノートさんも期待しているはずだから頼むよギディよ。

それが嫌ならもっとファールをもらえるようになるかリムまで行かずに点を取れるようにジャンパーを練習するしかないぞ。ギディとDubのオフェンスバッグの違いはそこだからね。

 

というわけで意外と色々思ったことがあったPHX戦でした。冷めたテンションで観てたからか雑念が悶々と湧いてきたんでしょうね。

何はともあれ改めて勝ち越し!嬉しい!貯金生活最高だぜ!!

 

 

2023/11/15 vsSAS 123-87 Win 7-4

 試合のリンク

勝たなければいけないゲームでしたがしっかり勝ちました。しっかりしすぎて最終的に36点差も付けました。

前半はワイドオープンスリーを外し過ぎたせいでオフェンスがぐだぐだになり、スコア的にはイーブンな展開で進めてしまうという失態を犯しました。あれだけ相手のTOを誘発出来ていてそれもギャンブルでもなんでもない自分達で創り出した攻撃的なディフェンスが出来ていたのに中途半端な展開になってしまっていたのがとても歯がゆかったです。正直前半が終わった段階では「後半ダギーやヴァセルのシュートが当たるようだとまずいんじゃないか?」と思っていました。

ですが後半になってもナイスディフェンスは緩めることなく相手にTOをさせ続け主に速攻で流れを掴むと、スリーも徐々に決まり始めて良いリズム乗ることが出来てそのまましっかり3Q決着、そのままガベージとなりました。

ギディの復調を喜ぶOKCファンが多かった試合でしたが、正直言えば相手が相手なのでむしろこれくらいドミネイトしてくれるのは全然想定内でした。主に相手のフィジカルが弱めっていう弱点を見て自分のドライブを強みに捉えることがちゃんと出来ましたね。この働きがNBAの他の28チーム相手に出来るかどうかは難しいでしょうが、引き続き自分の強みを生かして頑張って欲しいです。

この試合の主な見どころはケンリッチのカムバックでした。まだ復帰戦ということもあって少し控えめなプレー内容だった気がしますが、彼のボーカルリーダー振りは余す所なく発揮されました。これからプレーオフを戦うようになる(はずの)若いチームにとって彼のようなどんな場面でもチームを鼓舞してくれる人材は貴重ですし、その内容もただ良い場面でギャーギャー騒いでいただけではなく少し腑抜けた雰囲気を感じるときは厳しい目をして一喝してくれていたので、流石ベテラン(当社比)という感じでした。こういったことをコーチじゃなくていち選手がやってくれるのはもうありがたすぎです。ケンリッチラブクラブ入会です。

あとはvasaのミニッツが少し多めに取られて改めて彼のプレーを観ることが出来ました。やはりというべきか彼のプレーメイクセンスは卓越しており、あのクリエイティブな視野には毎回驚かされます。とはいえ、今のOKCはSLAM5からメンバーを変えた際でも基本的にはシェイorギディorDubの誰かはコートにいるのでvasaがボールを持つ時間をどれだけ捻出出来るかがまだはっきりと分かりません。今後その時間を作っていくとするとじゃあ誰のボールを持つ時間を少なくするつもりなのかも気になりますし、だからといってvasaをベンチに塩漬けってのは彼に失礼並びに単純にバスケ能力的にも宝の持ち腐れになってしまいます。ということでもう少しシーズンが進んでいってからローテーションがどう固定化されていくのかが大変な注目ポイントになりますね。vasaも上手く起用したいな~。

 

最後にちょっと感傷に浸ります。昨年のプレシーズンでオーストラリアやイスラエルのプロチームと試合をした際にぼくはブログにて「若いチームなのに勝って当たり前の試合に勝てて偉い」という風なことを書きました。あれからわずか1年ですが、今やNBAのチーム相手にも同じようなことが言えるくらいまで成長したわけですね。とても感慨深いです。

勝って当たり前と言いつつもひとつひとつの勝利に心から喜び感謝の気持ちを持つ、というのを心がけてこれからもOKC観戦ライフを楽しみたいと思います。

 

 

2023/11/17 atGSW 128-109 Win 8-4

 試合のリンク

ステフは怪我、ドレイモンド被告はゴベア殺人未遂事件の被告でこの試合欠場でした。つまりはメンバー的にはSAS戦に続いて勝つべき試合となったGSW戦でしたが、これまたきっちりと勝ち切ることが出来ました。

相手の主要メンバーが欠場していたのでこれは勝つべき試合だ、なんて言いましたが、そういうチームって的が絞りにくくなるし出場メンバーが奮起するしで逆に苦戦してしまったりするんですよね。その事例なんて過去3シーズンに渡ってOKCが何試合もやってるのでそれらを見返せば十分起こりうることだと認識出来ると思いますが、今回はそれをやられてしまうかもっていうのが試合前に怖かったところでした。

それに加えてシェイが珍しく不調で、ドライブしてもファールが貰えなくてリズムに乗り切れず、その結果いつもなら入っているようなミドルレンジまで落としてしまいました。絶対的エースがそんな感じになってしまうとチームとしても良い流れを掴みにくくなりますし、この試合でもチーム全体が何となく淀んだ雰囲気になっていた気がします。

さらにさらに、前回対戦から何を学んだのか、相変わらずオフェンスリバウンドを取られまくりました。その結果2ndチャンスポイントを27点も献上し、これまで通り勿体ないディフェンスを展開し続けてしまいました。

では何故それで勝てたのかというと、スリーがクレイジーに決まりまくったからです。特にジョー様は7/7で決めてくれてOKCファンのみならずNBAファン全員に改めてアイザイアジョーの名を知らしめました。その他の選手もフリーを作れたスリーは結構決めてくれて、特に後半なんかは決めたいシュートを決め続けられたからこそ勝利という結果に結びつけられたんじゃないかなと思います。

シェイが不調だったという話をしましたが、だからといってGSWさんはシェイを放っておくわけにもいかず、この試合全体を通して何度もシェイにダブルチームを仕掛けました。そこでシェイがムキにならずにオープンになった選手にフィードしてくれたのが良かったなぁと思っていまして、その空いた選手がシュートを決めたりそのズレを無駄にせずにイージーショットまで持って行けたりと良い流れでオフェンス出来ていたのがとても印象的でした。これまでずっと培ってきた全員ハンドラー全員パサーというOKCの特色を生かした良いオフェンスだと思います。

相手のオフェンスリバウンドはもっとどうにかしないいけないと思いますが、少なくともこの試合では相手がリバウンド勝負に勝ち筋を見出してきた際にある程度のカウンターが出来たかなと思います。具体的に言うと、GSWがリバウンドでしか勝ち目がないからという思惑でルーニーを結構出してきましたが、それに対して代償を払わせることが出来ていたという感じです。というのも、ルーニーはドロップディフェンスしか出来ない選手であり、ピックをかける選手がポップまで出来る場合ルーニーでは対処出来なくなります。その弱点を突いてこの試合ではシンプルなPnPだけで何度もスリーを決めることが出来て、何とか被オフェンスリバウンドによる失点を上回る結果を残すことが出来ました。ジョー様相手にもドロップするルーニー面白かったよ。

 

ということで、この試合で気になったのは被オフェンスリバウンドが相変わらず多すぎることくらいで、その他のところでは色々と良かった点があったと思います。それでも問題点が大きすぎてストレスを感じる試合でもあったので、次はもう少し頑張ろうね。

 

 

2023/11/19 atGSW 130-123 Win 9-4

試合のリンク

勝ちました!!!

シェイチェットコンビで戦っていく限りは未来永劫語り継がれるであろうとんでもない試合でした。

GSWファンからすると違うのかもしれないですけど、この試合ではGSWもそれなりによいプレイが出来ていたんじゃないかと思います。ホームで同じ相手に2連敗する訳にもいかないってことでステフを無理くり復帰させるわステフはステフで存在感抜群だわチーム全体でスリーはよう決めてくるわで充分嫌な相手でした。何でこんなことを話してるのかって言うとそんなGSWに競り勝てたっていうのがまずとんでもなく凄いことで嬉しかったからです。

その原動力になったのは特定の誰かだったっていうわけでもないんでしょうが、やはり先述の2人、シェイとチェットは特にスペシャルに活躍してくれたと言ってもいいでしょう。

順番に行きますと、まずチェットは彼の武器である単純な背の高さを有効に活用してスモールGSW相手に効率的なオフェンスを展開してくれました。PnRみたいな戦術も勿論効いていましたが、そんなんじゃなくてただゴール下に立っていたチェットにパスを出すだけで簡単に2点取れた場面が複数回ありました。今日のGSWにはドレイモンドがいないということでフルパワーではなかったんでしょうし、彼らのディフェンススキームがどんなんなのかも分からないのでここで言い切ることは間違いなのだと思いますが、恐らく彼らはオフェンスと同じようにディフェンスでもギャンブルをしている場面が多く、堅実にゴール下を守らずにスリーをケアしに行くことが多いんじゃないのかなと思いました。じゃないと背の高さで勝ち目のないはずのチェットがあんなにゴール下でフリーになるなんてありえませんし、きっとそうでしょう。

でもそれは対OKCだったからというのもあるのかもしれません。今シーズンのGSW戦2試合でスリーをとんでもなく決めていたOKCなので、それをケアしたかったという思惑はあったんだと思います。

ですがそのスキームを見破った選手達(もしくはコーチ陣)は狭苦しく見えて実は空いていたゴール下、チェットを上手く見つけて活用しました。その結果チェットが前半から効率良く点を積み重ねてくれて、GSWがスリーを決め続けてくる中なんとか食らいついていくことが出来ました。

そして今日のチェットの一番の見せ場は4Q最後のスーパーブザービートスリーでした。もう見てもらうのが一番早いですね。

ここまで10数試合彼を観てきてまあ本物だろうなとは思っていましたが、本物とかそういうレベルじゃなくて本当にスーパースターになっていけるんじゃないかと思わせてくれるような尋常じゃないパフォーマンスでした。

ここまでずーーっとチェットのオフェンス面での活躍について語ってきましたが、元々はディフェンス面での貢献を求めていたぼくだったので、これは期待以上とか通り越して最高過ぎる活躍でした。毎回ここまでやれとは言いませんが今後もあなたの強みと進化に期待したいと思います。

 

さて、長くなりましたがシェイについてです。これも映像で語った方がよさそう。

OTに行く前から、特に後半はいつも通り勝負強く2点を積み重ねてくれたシェイでしたが、OTでOKCを勝利に導いてくれたのもまたシェイでした。所謂伝統的なスーパースターの定義通りにクランチタイムで確実に点を取り続けてくれて、相手が不安定なスリーにすがる中それを追い払ってくれました。

もう褒める言葉が見つかりません。OTになだれ込ませるクラッチショットを決めてくれたのはチェットでしたが、シェイがいたからこそ勝利という最高の結果に辿り着けました。ほんとにいつもありがとうね。

 

他にもDubが前半の不調具合から吹っ切れたかのような輝かしいプレーをしてくれた結果GSWをよくかき乱してくれましたし、2ndチームのみんなも物凄くディフェンスを頑張ってくれました。3QにGSWが適当なパスを繰り返す所で緩まずにTOに繋げられたことでイーブンで4Qに入れました。個人的に絶対触れなければいけないと思っていたので名前だけ出しますが、ミチッチのチームディフェンス良いぞ。ほんとはもっともっと色んな選手について語りたいんですが、今回はこの辺で勘弁しときます。

みんなが本当によく頑張ってくれていたこの試合、素晴らしいの一言でした。

 

 

2023/11/20 atPOR 134-91 Win 10-4

試合のリンク

アウェイのGSW2連戦というタフなスケジュールに続いてB2B、さらにはDubがお尻が痛いということで欠場となったPOR戦でしたが、結構余裕を持って勝利を掴むことが出来ました。まあ相手が相手だったのが救いでした。

1Qからある程度締まった雰囲気で自分達のプレーが出来ていた気がします。そのおかげで早いうちから余裕を持ったベンチローテーションが出来て、スタメン組の負担軽減とベンチ組のアピールタイム創出というタンキングチームとの試合で是が非でも行いたかった2点を完璧に遂行出来ました。

今シーズン通してスリーが良い感じですが、この試合は特に調子が良くてみんなスパスパ決めてました。過去3シーズンずっと「スリーさえ決まれば…」とため息をつき続けていたOKCファンは気持ちよく観戦できたのではないかと思います。

 

選手へのコメントとして思い浮かんだのはやはりというべきかトレについてです。GSWと死闘を繰り広げたメインローテーションの選手を休ませたいというチームの思惑により早い時間から試合出場を果たしたトレでしたが、これまでの出場機会への不満だったり今後への不安だったりを上手く隠してしっかりとチームプレイを優先してくれました。試合に出れていない中でもベンチから応援してくれているというのは知っていましたが、いざ出場ってなったときにも自己中心にならずにいられるって…なんて良い奴なんだよ…

OKCでまたチャンスが回ってくるかは正直なところ何とも言えないですが、プレスティとよくよく話し合って今後のキャリアプランを明確にしていてほしいです。トレならいつかNBAチームのどこかで絶対プレイ出来るよ。

 

トレに限らずベンチの隅々までみんながまとまった出場時間を得られたゲームとなり、古い仲間達(当社比)を久しぶりに観られて楽しかったです。でも個人的な一番の見どころは少ないミニッツでも30点取ろうと躍起になってシュートを打ち続けていたシェイでした。次点で究極効率で点を取り続けたチェットです。

次戦は2日空けてからホームでCHIを迎え撃ち、その後また2日空けてホームでPHI、またまた2日空けてアウェイでMINです。後ろふたつはでかくて強い選手がいるので彼ら相手にどこまでついて行けるかを確かめる良いテストになりますね。

とか言ってるとCHI戦でこけるのでまずは目の前の試合に集中!頑張れOKC!

 

 

2023/11/23 vsCHI 116-102 Win 11-4

試合のリンク

なんとか勝ち切ることが出来ました。なんとかというのは前半につけた15点差くらいのリードを一時溶かし切ってしまうというエンターテイメントをやってのけてしまったためであり、素晴らしく気持ちの良い勝利ではなかったというのは書き残しておきたいです。

相手はラビーン抜き、こっちはDub抜きでのゲームでした。ネームバリュー的にはラビーン抜きのお相手さんの方がディスアドバンテージを背負っていたのかもしれませんし実際そうだったのかもしれませんが、Dubがいないっていうのも今のOKCにとって結構大きな痛手なんだなぁと感じさせるゲームとなりました。なので早く復帰してねDubちゃん。

この試合を観ていてと~っても印象的だったのは、チェットの基礎バスケ力の高さです。どうしてもブロックのスタッツが目立ってしまうのでOKCファンであってもそこの数字に一喜一憂してしまうものですが、この試合はそこじゃなくて本当に基本的なディフェンステクニック、ハンズアップが光りました。激しい押し合いへし合いがのさばるNBAのゴール下で体重が90kg程度しかないらしいチェットがここまでの影響力を残せているのはこういった基本テクニックを忠実に実行しているからで、正しいタイミングでボールマンにプレッシャーをかけて、正しいコースを通ってヘルプに出て、いつでもハンズアップをしているからこそこれ程のディフェンス力を発揮出来ているんだと思います。ここまでハイレベルなディフェンシブビッグはリーグを見渡してもいないと思うんですが、NBA全体としてそんな雰囲気になってないのはやはりブロックのスタッツばかりが注目されているってことなんでしょうね。基礎を観るのも楽しいんだけどなぁ…

ここまでディフェンス面でチェットをべた褒めしてきましたが、この試合ではチェット以外にもチームを勢いづけるナイスディフェンスをしてくれた3人がいました。アーカンソーコンビのWillとジョー様、そしてケンリッチです。この3人が果敢にチャージングを引き出してくれたことで苦しい時間帯を潜り抜けることが出来て、チームに流れと勝利を引き寄せてくれました。彼ら3人をベンチから出せるというのが今のOKCの強力な武器であり強みであると思うので、これからもずーーーーーっとお世話になっていきたい所存です。

 

最初にこの試合は素晴らしく気持ちよい試合ではなかったと言いましたが、CHIがビハインドを捲れたのは彼らがワイドオープンスリーをきちっと決められたからでした。そういう意味では確実にCHIの方が良いバスケをしていたと思います。そんな展開だったのにOKCが勝てた要因は先述のメンバーのディフェンスもそうなんですが、やはりオフェンスでジョー様がいつも通り決めてくれたのとシェイがいつも通りGo To Guyだったという2点が物凄く大きく、そのどちらかが欠けていたら負けてしまっていました。折角良いチームになってきているんだからこういった特定の優秀選手に頼り切った試合は減らしていきたいですね。

でもどうしてもシェイやジョー様の超タフショットに頼らなきゃいけない場面もあると思うので、おふたりさんは引き続きよろしくね~。

 

 

2023/11/26 vsPHI 123-127 Lose 11-5

試合のリンク

久しぶりの敗北です。試合タイトルにLoseって書いたの久しぶりでした。

完敗、とも言えない気がしますが完全なる力負けでした。この試合こそ「OKCの出来が良くなかったのではなくPHIが素晴らしいバスケをした」というような内容でしたね。勿論こちらにも落ち度はあったんですが、エンビードを中心としたオフェンスを止めきれず、高さもパワーもあるフィジカルなディフェンスを攻め切れませんでした。

試合開始時は試合前から想像されていた通りパワーマックスエンビードを止めることが出来ず、いいように攻められ続けました。エンビードもやる気満々でチェットを押し込んでくるんでチェットのファールトラブルや疲労蓄積が心配でたまりませんでした。

そんな不安をデイグノート監督も感じていたのか、Willとチェットの併用を試しました。エンビードとのお相撲はWillが担当、エンビード以外へのヘルプをチェットが担当という風に役割分担をしたところこれが大当たりで、十分対等に戦えるくらいには守れるようになりました。まあこの作戦が上手くいっていた理由の半分はWillのスリーが決まっていたからですけどね。落ち始めたらやっぱりきつくなってきました。

そうやってなんとか頑張ってたんですが、この辺からエンビードが切れたナイフと化します。つまりは触れたもの全てをファールに貶めるという必殺技をやってきて、フィジカルに守らざるを得ないOKCはこのナイフに傷つけられ続けました。一方でシェイへの接触は結構スルーされていて、なるべくレフェリーへの不満を言わないように心がけているつもりのぼくも流石に頭を抱えました。エンビードにあそこまで吹くならシェイに限らずもう少しOKCを甘やかして欲しかったのが正直な感想で、それが嫌ならエンビードにも吹かないでフィジカルなハードゲームを展開させて欲しかったです。しかし多分ですがこれはNBAからOKCへの挑戦状で、体重を増やせという啓示なんだと思います。

 

オフェンス面では前半の好調なスリーポイントシュートを継続し切ることが出来ませんでした。PHI相手だと中で勝負出来ないので、OKCが勝つうえでは外角シュートが生命線になります。それを決め続けられるかどうかという綱渡りを渡り切ることが出来なかったのがこのゲームであり、その結果は敗北の二文字でした。しょーがない、次は渡り切ろうぜ。

それでも最後追いつくために構築した超ボンバーラインナップ、シェイジョーベルタンチェットWillは今後も数分ずつでいいから使って欲しいです。観ていて楽しいラインナップランキング上位なんだ。

 

ということで攻守両面でエンビードを中心としたPHIになんとか食らいつくもあとちょっと届かなかった試合でした。見どころたくさん見応え十分な内容で、負けてはしまったもののGood Gameだったかなという印象です。

多分これからのOKCはシェイとチェットを中心に進んでいくんだろうね…

 

 

2023/11/29 atMIN 103-106 Lose 11-6

試合のリンク

負けました。PHI、MINと強豪が続き、僅差での敗北、連敗です。

あ~ん負けた~というゲームでしたが、個人的には良い所も悪い所もはっきりしていた試合だった気がするので、決して悪いゲームではなかったと思っています。負け試合なので将来見返すことはないでしょうが。

良かった点は、何故かは分かりませんがフィジカルに戦えていたところです。MINとの対戦と言われて真っ先に思い出すのは昨シーズンのプレーインゲーム2試合目で、この試合ではKATを始めとするデカくてパワフルなプレーヤーに圧倒されて為すすべなく負けてしまいました。あの時は自分達の良い所を全然発揮出来なかったので、そこからそんなに時間も経っていないし相手も調子良いみたいだしのこの試合でもまた蹂躙されてしまうのではないか、結局パワーと高さに敗北するのではないか、とネガティブに考えていました。

しかしいざ試合が始まってみると全然そんなことはなくて、勝負所のリバウンドでややサイズ不足が悔やまれる場面はあったものの基本的には十分渡り合えていたような印象でした。だからこそこの点差で終えることが出来ましたし次の対戦はネガティブな気持ちで試合に臨む必要はなくなりそうです。

何故フィジカルになれたのかはよく分かりませんが、単純にチェットの高さが追加されたからなんですかね?やたらゴベアがチェット相手に騒いでましたが(誤解がないよう書いておきますがこの試合のゴベアめちゃ良かった)、やっぱりそうやってゴベアが試合中に威嚇してしまうほどにチェットが攻守両面で色んなことにチャレンジしてくれたんでしょうね。

完全オールインしたMIN相手(怪我人多数)に若手ばかりでオールインどころか貯金が有り余っているOKCが比較的いい勝負が出来たっていうのが総合的に見て一番良かったところでした。

 

一方で悪い所なんですが、スリーを怖がってるようじゃ駄目よみんな。OKCの作戦をよく思い出してくれ。君達を引っ張ってくれているエースの得意なプレーは何?これらをよく考えれば「オープンスリーを躊躇う」という発想は頭からなくなるはずです。

外すのが怖いんでしょうが、みんなして意味のないポンプフェイクをやって0.75のずれを自ら0に戻してるようじゃ相手も楽に守れるよ。ただでさえマクダニエルズがいなくてペリメーターDF力が落ちてるMIN相手にそんな逃げ腰じゃいかんよ。

今やOKCはリーグ1位のエリートシュートチームです。ここまで17試合もやってきたのにこの好成績を維持出来てるんだから、しっかりと胸を張って自信と誇りを持ってシュートを打ちましょう。ポジティブに行こうぜ。

 

ということで次戦の対LALは果たしてどうなるか?

頑張れみんな!

 

 

23-24シーズンの10月を追いかけて

23-24シーズンを追いかけてシリーズ10月編です。

10月は3勝1敗でした。グッドスタートだ!

 

目次です。

 

では本題行きます。

 

2023/10/26 atCHI 124-104 Win 1-0

試合のリンク

本試合はチェットのデビュー戦ということもあり、OKCファンは勿論NBAファンなら結構楽しみにしていた試合だったと思います。でもって彼の活躍はというと、

  • 25min
  • 11pts
  • 4rebs
  • 3asts
  • 1stl
  • FG% = 4/7
  • 3P% = 2/3
  • FT% = 1/3

でした。ぼくとしてはFTを除けば十分合格ラインだと思うんですが、一部では少し期待外れというような言われ方をしていたのが印象的でした。ドラモンドに転ばされたり相撲に負けたり前半最後にギャンブルスティール失敗したりで話題にもなってましたしね。

でもチェットがいたことでやっぱりCHIもやりにくかったんじゃないかなぁと思うわけです。立ち上がりはどちらも3Pの調子が良くて凄いハイスコアゲームの様相を呈していましたが、そこから中を大荒らしされなかったのは「チェットが中にいたから」だと思うんですよね。だからこそ相手の確率が落ちてくるまで耐え忍ぶことが出来て、3Qでの大きなランで突き放せたんじゃないかと思うんです。そりゃあスタッツ上でも目立つようにBLKをもっとして欲しいという気持ちもありますが、そもそも50-50のリムアタックをCHIが避けていたような印象だったので、スタッツ上では地味になってしまいました。

でもぼくはチェットの存在感をひしひしと感じたよ。これからもよろしくね。

で、本日最も輝いたルーキーはチェットではなくケイソンでした。凄いよ。なんかケイソンって「高級なアーロン」っていう感じしませんか?いやーこいつは良いよ。ケンタッキー大産のレイトロッタリーガードは当たりだね。

ケイソンの先輩かつレイトロッタリー組のシェイは神でした。予想以上に神でした。もうどう褒めたらよいのか分かりません。

あと良かったと思うのはドートのリバウンドハッスルです。あのどでかい体を存分に生かしていやらしく攻守リバウンドに飛び込んでくれて、数本のリバウンドをマイボールに出来ました。ドートの精神をみんな見習いましょう。ドートはジョー様のスリーを見習いましょう。

 

でちょっとネガティブ面に行きますと、やたらとターンオーバーが多い試合でした。でもまあシーズン初戦だし各人色々試してみたいこともあったんでしょうからそこまで深刻に捉えてはいないんですが、なるべく早く修正した方がいいと思います。とはいえ昨シーズンはリーグで5番目にTOが少ないチーム(13回)だったんですし、多分直せます。

 

また、不思議というかほお~~って思ったのは、ジェングセンター起用でした。確かにWillと身長一緒だしなんならバムとかも一緒くらいですが、果たしてどうなんだろう?上手くいくのだろうか?と思って観戦してました。ところがストレッチ5としていい感じにスリーを決めてくれたほか、思ったよりも相手ビッグを上手くカバーしてナイスDFが出来ていて、なかなか面白い進化だなぁと感心させられました。ポクの代役感もありますが、ケンリッチやWillが離脱中でポクももう少しリハビリしたいとなると今後も少々はセンタージェングが見られるかもしれません。楽しみだね。

というところで本ゲームは以上です。文字数1300!多いよ!毎回こんなに書かないように工夫せねば。

この試合を一言で表すと、

開幕戦だから!

ですね。でも大差で勝てたしみんないい感じでプレーしてくれたのでとっても楽しいゲームでした。

 

 

2023/10/28 atCLE 108-105 Win 2-0

試合のリンク

ラスト3分10点差負け、という状況からシェイドートDubチェットのスリーで追いついた楽しい試合でした。

この試合で調子が良かったのはドートで、最後の連続スリーのひとつを決めたほか、逆転のレイアップ、ミッチェル相手へのクラッチディフェンスなどのスーパープレーが光りました。こういったハイライトプレーが目立ちますが、この試合、ひいては今シーズンのドートはオフェンスでの判断の改善に取り組んでおり、目を覆いたくなるようなひどいミスが減りました。まだクリエイティブな判断(ドライブ後のことをしっかり考えてない的な)まで出来ていないとは思いますが、昨シーズンまでの「ドライブを始めたら決めるか外すかTOか」というギャンブルが格段に減り、少なくともチームオフェンスのフローを保てるくらいにはなりました。そもそもチェットやDubの活躍のおかげで以前よりもドートのオフェンスの負担が減っているのですから、オフェンシブフローを止めないっていうだけで十分な働きをしてくれていることになるので、このドートのプレースタイルの変化には今後も注目&期待です。

ドートの活躍についてはOKCファンなら十分に分かっていることで注目もしていると思いますが、この試合で外部ファンから注目されたのはチェットの7blksのスタッツだと思います。何故かチェット対策をせずにこれまで通りのリムアタックを仕掛けてきたCLEに対してしっかり授業してあげました。

ディフェンス以外にもクラッチスリーやリバウンドも頑張ってくれていて、ドラフト時からぼくが期待していた理想的なチェットホルムグレンを目の当たりに出来てもうニヤニヤが止まりません。

あとはCHI戦に続いて我らが愛しいケイソンちゃんが活躍してくれました。個人的に昨年のドラフト時にDubに期待していたようなThe 3&Dの役割を完璧すぎるほどにこなしてくれています。

 

ネガティブ面では、結果勝てたのでよかったですがギディとDubが不調でした。特にギディは必殺のフローターが全然入らなくてシュート確率がかなり悪くなりました。それでもギディは2本のインバウンズパスでイージーポイントを演出してくれたほか、6rebs6astsと得点以外の数字はしっかり残してくれましたし、Dubもスリーは好調でなんやかんや14点取ってくれました。この2人がどちらも本調子から程遠かったのに勝てたというのが今シーズンのOKCの良さですね。

また、非常に珍しいことなのですがジョー様が試合を通じてシュートタッチを取り戻せませんでした。それでもクランチタイムにプレータイムを与えられるあたりは流石の信頼度で、相手だってその日偶然調子が悪いからってジョー様を放っておくことなんて出来ないはずなので、この試合はアンラッキーだったと割り切りました。振り戻しでDEN戦で10本くらい決めてくれ。

 

あと気になるのは、2ndチームの5人は果たしてどうなるのかということです。今はけが人の都合上ジェングが2ndのCをやってくれてますが、例えばポク(or Will)が戻ってこれそうならジェングは他のポジションに移るのか、ケンリッチの復帰によってローテーションはどう変わるのか、vasaやベルタンはどう起用していきたいのか、アーロンの入る余地はあるのか、などなど細かな気になるポイントが目白押しです。とにかくまずは怪我人リストのみんなに復帰してもらってそこからあれこれ確かめていくんでしょうが、そこもまた10月11月のOKCの見所ですね。

シェイがいなくても点が取れてチェットがいなくても守れるように頑張りましょう。

 

ということでなんと見事シーズン開幕2連勝です。このまま連勝街道まっしぐら!と言いたいところでお次がDEN戦というなんとタイミングの悪いことでしょうね。でも昨年の覇者に初めて土をつける喜びを味わいたいですし実際それも現実的なことだと思うので、勝利を目指して引き続き頑張って欲しいです。

最後に、チップイングランド先生、チップ感謝です。

 

 

2023/10/30 vsDEN 95-128 Lose 2-1

試合のリンク

完敗です。これが現実ってやつです。自分達がやるべきだった決めるべきシュートを決めるっていうのがなかなか出来なくて、むしろお相手さんにそれをやられてしまいました。

こんな点差でもポジティブ要素はあります。それはやはりというか開幕3試合全部同じですが、チェットとケイソンです。

まずはチェットについてですが、どうしても彼には派手なディフェンス、主にブロックを期待してしまう風潮があるのでそういう意味ではこの試合は残念な結果になったかもしれません。でもそんなくだらないスタッツはどうでもよくて、チェットのこの試合での活躍はオフェンス側でした。誰よりも背が高く腕も長いチェットは、正しいタイミングとコースでカットインすれば誰にも止められません。その片鱗はプレシーズンゲームからも見せており、勿論レギュラーシーズン開幕後の2試合でも上手く出来ていたのですが、今回の試合でディフェンディングチャンピオン相手にも通用するんだっていうのが確認出来ました。これはひとつ褒めるべきことではないかと思います。

昨シーズンまではスリーが壊滅的かつシェイまでありえん不調になったら誰も何も出来ずに完敗してました。まあこの試合も完敗ではあるんですが、そんな中でも今後はチェットというオフェンスオプションにも頼ることが出来るというのが明らかになり、少なくとも今後はスリーとシェイが詰まった際にもう少しどうにか出来るかもしれないと思えるようになりました。一歩前進。

そしてケイソンは引き続きシュートを外しませんしディフェンスでも手の出し方がいやらしすぎます。流石にここまで頼りになる3&Dだとは思っていなかったので棚から牡丹餅感が凄いです。試合前の挨拶もよかったですし、こいつ~💛って感じでこれからもOKCファンみんなで愛でていきたいですね。

 

ネガティブ面ですが、そもそもDENが強いっていうのを前提にすると各選手にあれこれ言うのも違うかも?と思いました。ですが流石にパワー負けに関しては一言言います。

流石に誰か取ろうぜ

チェットやポク、ジェングをビッグマンまで相手をするスキルビッグウイングとして使ってそのポジションでもドリブルやパスが出来るチームが作りたいのは分かります。その方針で行くと3年前から決めたんでしょうから今更彼らを否定するつもりはありませんが、お守り的な感じでお相撲ビッグマンを誰かベンチに置いておくのはダメなんですかプレスティさん。別にヨキッチ特効とかって意味ではなくて、バスケにおいて至る所にあるパワー勝負な場面で少しずつチームを助けられるような人材です。リバウンドにしろスクリーンにしろその他諸々ですね。ちょっと前まではムスカラさんがいてくれましたが、機動力やスキルセットを少し犠牲にしてでも背が高くてパワーのある選手がひとりはいないとこの試合みたいにひょろひょろ3人衆で上手くいかなくなった時に更なる対抗策が打てず、どうしようもなくなります。

いつも起用しろっていうわけじゃないので、そこんところほんとに何とかしないと厳しいです。流石に3年間もこんなこと言い続けるの結構疲れました。多少は相手に合わせられようにしようよ。もしくは高さの上乗せを目的にチェットとポクを同時起用してツイン7フッターでいくとかさ(個人的な願望です)。

 

ということで年間で4回もあるDEN戦の第1ラウンドはいとも簡単に持っていかれました。でもこれからの伸びしろが多いのはOKCですし、今シーズン中にヨキッチの出てるDENに1回は勝てると嬉しいですね。そのためにも決めるべきシュートは決めるっていうとても難しいけど大切なことはやり続けましょう。

ペイコムセンターのオープニングゲームだったこともあってお客さんもそこそこ入っていたらしいので、現地の皆さん今後も応援声援よろしくお願いします。

73点差以下ならかすり傷よ!

 

 

2023/10/31 vsDET 124-112 Win 3-1

試合のリンク

BtBの2戦目、再建時期被りのライバルDETに勝ちました。前のDEN戦でブローアウトされたが故に主力のミニッツを抑えることが出来ましたし、移動もなかったのでいい感じに試合に臨めたんだと思います。

バイアスが入ってしまっているかもしれませんが、この試合は全体を通してOKCがコントロールしていたような気がします。10点差前後をキープしながらスイッチが入った選手、今回の場合はギディがパパっと試合を決定付けるという試合巧者ぶりを披露してくれました。

正直に白状しますと、このような強豪チームお得意の試合の進め方が出来るとは思っていなくて、DETも良い若手が多いし特にケイド-デューレンコンビがノリノリだっていうのも聞いていたので、この試合もころっと負けちゃうかもって思ってました。DEN戦での敗北もあって悪い方悪い方に考えてしまっていたので、「開幕2戦の3P%は偶然」「結局今シーズンもシェイ頼み」などなどのネガティブ思考がぐるぐるしていまして…

ところが素晴らしい試合展開を見せてくれてきっちりと勝利っていうことでだいぶ安心しました。スリーもそこそこ決まっていて、加えてシェイ頼みとは到底言えないOKCの選手達の活躍だったのでとても嬉しい結果になりました。

 

さて、今回はギディについて少し語ろうと思います。

CLE戦とDEN戦で不調だったギディに対して結構厳しい意見が多かった印象なんですが、それらに対して反対したい気持ちがありつつも、じゃあリーグ全体を見渡した時にOKCにとってギディ以上のオプションが存在しないのか?と考えるとぐぬぬ…ってなる自分がいます。なんやかんやギディも3年目ですし、ここいらでドカンと跳ねてオールスタークラスになってくれると大変ありがたいんですが、今後も上手くいったりいかなかったりで波のある選手になってしまうようだともしかしたら…というのが率直なぼくの意見です。

ギディ放出シナリオは何と言ってもギディの価値が高いことに起因しています。21歳の大型ガードで実力も既に証明済み、チームの全ての責任を負わせられる程かと言うと違うかもしれませんが、どのチームに行っても毎試合25分以上はミニッツを渡せるプレーヤーです。だからこそそんな宝石のようなギディを放出することで今のOKCによりフィットする何かを得るっていうのはわずかながらあり得るのではないかと思います。

すぐさま何かが起こるっていうのはないと思うので今からビクビクする必要はないと思いますし、何よりギディちゃんが大好きなOKCファンはそんなことこれっぽっちも期待してません。我々はスモールマーケットチームであり、ドラフト指名選手はトレードの弾ではなくサンダーファミリーの一員です。今後もギディと共に勝ち進んでいって優勝して、オーストラリア代表でチームメイトにリング自慢してるギディが見たいんですよ。なのでギディよ、もっともっと成長していってくれ。そのためにもフローター以外の武器を身に着けよう。ファール稼げるようになろう。

 

その他選手へのコメントとしては我らがラトビアンレーザーが火を噴きました。彼みたいな最強のベテランランニングシューターは5分だけ出しても15分出してもきっちり仕事をしてくれますが、OKCデビューとなったこの試合でも12分出て6点取って帰ってきました。シュートが入ったら儲けもの、そうじゃなければ早めにお役御免で起用出来るので、新しい武器が手に入ったような感覚ですね。これからもひたすら決め続けてね。

 

ということでDET戦の振り返りというよりもギディへのコメントがメインになった気がしますが、今回はここまでです。ホームでNOP、GSW、ATL、CLEと続きますが、気を引き締めて頑張りましょう。半分以上は勝ちたいね。

 

 

OKCとトレード話

久しぶりも久しぶりの個別記事です。何しろ粛々と毎試合感想記事を書いてるもんですんで、その他記事を書く余裕がないんです。この度は何とか時間を創出したのでタイトルのテーマについて語ってみようと思います。

 

サムネはSLAM5~

 

最近FA契約した選手達をトレードしてよくなったらしく色んな所でトレード噂を聞くようになりましたが、その中でOKCの名前がよく挙がっている気がします。理由は単純で、

  1. 潤沢なトレードアセット
  2. サラリーマッチに便利な契約もある
  3. 財布事情も比較的余裕あり
  4. 今年から勝ち始めたためWinNowムーブをするべきという風潮

あたりだと思います。1.に関してはリーグ最高クラスですし、2.もベルタンを筆頭に出せるものがある、3.は少なくとも今シーズンに関しては正しそうですし、4.はまあまあそうです。

DETのスチュワートだったりUTAのマルカネンだったり、その他真偽不明意味不明なものまで含めればいくらでも見つかるでしょう。

 

さて、この記事を書き始めた理由は上記のような眉唾トレード噂をまとめるためではありません。この記事が生まれた理由は「今のOKCのカルチャーをよく知らずにぺらぺら適当なトレード案を作るなよ」って主張するためです。

今のOKCはよくまとまったとても良いチームです。中心選手は19-20シーズンからいるシェイとドートで、監督は当時からOKCの組織に所属しており20-21シーズンから指揮を執り始めたデイグノートさん、他のスタメン3人はみんな生え抜きでベンチから出てくる選手達も基本生え抜きか他チームを追い出されたようなロールプレーヤーです。こんな地味過ぎる面子でそれなりに良いチームが作れるんですよ大都市チームの皆さん。

なんでそんなことが出来るのかというと、選手達を「バスケの上手さ」だけで測っていないからです。性格だったり人間性であったり協調性であったり、バスケ以外の人となりを重視して選手を集めることで、例え上手くいかないときでもチームの目的を見失わず、どんなときでもみんなが同じ方向を向いているから良いチームが作れるんです。結局お互いが信頼出来ないと良いバスケも出来ないわけなので、そこをないがしろにせずに正しくチームビルディングをした結果が今のOKCというわけです。

また、バスケ的な観点から見てもひと工夫をしています。OKCは、ひいてはプレスティは自分が思い描く理想のバスケに合うようなスキルセットを持っているor持てそうな選手を意図的に集めています。そのため、NBA界では半ば鉄則になりつつある「ドラフトではその時点で残っているベストプレーヤーを取れ」という掟を破りまくり、「その時点で残っているプレーヤーのうちOKCに最も合う選手を取れ」を遂行している訳です。

勿論それで何人ものグッドプレーヤーをすかしました。フランツワグナー、シェングン、トレイマーフィー3世などを取れたにもかかわらずスルーしたほか、今目の前のことだけで言えばあのときもウスマンジェングじゃなくてジェイレンデュレンを取るべきだったのかもしれません。

でもね、そうしなくても結果的にそれなりに勝てるチームを作れてるんですよ。結局はそこが大切で、何人のスター候補を取り逃そうが最終的には勝てるチームが作れればそれでいいんです。

 

で、トレード噂の話に戻ります。ここまでこの記事を読んできた方なら多少は思っていただけているのではないでしょうか?

こんなやり方のチーム作りを進めてきたサムプレスティが、果たして目の前の問題点を解決するためだけに外様からスタープレーヤーをそう簡単に取るだろうか?

別にこれはOKCだけに限定する話でもないでしょうが、新しいチームにシーズンの途中から参加するということはそこに馴染む時間もそう多くは取れないわけで、それでもなお新加入させたいという場合にはどうしても人間的に優れている人でないといけません。それに加えてチームバスケを推進するOKCなのでエゴも出せませんし、バスケスキルもOKCの求める水準に達している必要があります。

果たしてこんな色んな特性がOKC向きな選手が市場にいるのか?そんな選手がいたとしても果たしてそう簡単に手に入るのか?果たしてそんなプレーヤーを持っているチームがそう簡単に放出するのか?こうやって考えるといくらアセット貯め貯めOKCでも理想のトレードをするっていうのは難しいと思いませんか?

 

とにかくこの記事で主張したいのは、OKCに合う選手っていうことでただ単に4番ポジションでシュートパスドリブルが出来る人をリストアップすればいいわけじゃないってことです。人柄や背景をよく鑑みて、それがスモールマーケットでチーム文化もその辺のパーティシティとは違うOKCに合うのかどうか、そのうえで上記のようなバスケにかかわる情報を見てみてそれがOKCに必要かどうか、そういったことを全て考えたうえで初めてOKCとの具体的なトレード提案を考案してねっていうのがまとめになります。

最後に、今のOKCにいる選手達はそのフィルターを全てクリアしています。つまりは誰しもがOKCファンのお気に入りであり秘蔵っ子です。なので、金額を合わせるためでもなんでもいいですが適当にトレード案に放り込むのは絶対にやめてください。それを見る度にとても悲しい気持ちになるので。

 

それでは。

 

 

23-24シーズンを追いかけて

 

さあ始まりました、無謀な気しかしないこの企画。

早速ですが目次です。

 

 

趣旨説明

企画の趣旨は23-24シーズンの全ての試合について記事を書いていくことで、つまり毎試合コメントを残したりあれこれ語ったりしてみようというわけです。

なんでこんなことをするのかというと、オフシーズンの暇な時や将来23-24シーズンを振り返りたくなった時にそれをやりやすくするためです。試合を見返したくなったときに映像に辿り着けるようにリンクを残したり、誰が活躍したのか、どんなプレーがあったのか、当時どんなことを感じていたのかを将来簡単に振り返れるようにするために今から地獄のような作業に身を投じます。楽天さんがNBA手放したらリンクの意味なくなるけどな。マジでふざけんなよ。

 

=====================

2024/2/7追記

ひとつの記事に全部書いているせいで見返すときに沢山埋め込んだTwitterの読み込みに時間がかかるようになりストレスがマッハだったので、月毎に分けることにしました。

下にリンクを張ります。

=====================

 

 

試合振り返り

10月

rp-okc.hatenablog.com

 

11月

rp-okc.hatenablog.com

 

12月

rp-okc.hatenablog.com

 

1月

rp-okc.hatenablog.com

 

2月

rp-okc.hatenablog.com

 

3月

rp-okc.hatenablog.com

 

4月

rp-okc.hatenablog.com

 

 

終わりに

82試合書ききりました。総文字数14万字くらいです。ちょっと調べたら一般的な小説が12万字くらいらしいので、まあ意味のない偏見まみれの日記をよう小説1冊分も書いたもんだと思いました。

改めて今シーズンのOKCが達成したことを振り返ると、57勝、西1位、ノースウェストディビジョン1位、リーグ2位、NET RATINGリーグ2位、3P%1位(!?)などです。個人で言えばシェイはMVP候補、チェットはROY候補、DubはMIP候補、ジョー様は6MPOY候補、細かく言えばもう少し色々ありそうなくらいあれやこれやあります。こうして振り返るととんでもない達成度ですが、選手達やコーチ達の努力と一貫性の賜物なんでしょうね。

なのでまずは本当におめでとう、お疲れ様、そしてありがとうです。本当に感謝してもしきれないほど今シーズンのOKC Thunderは色んなものをぼくに届けてくれました。まだプレーオフがあるけど、一旦はここで一区切りつけさせていただきます。感謝。

 

ということでさて、プレーオフが始まります。本来はここからが本番なわけですが、前から言っている通り今シーズンのOKCはここまでで十分合格点なんですよね。合格どころか120点あげてもいいくらいに出来すぎな結果です。なので、ぼくの意見としてはプレーオフはボーナス、結果は気にしない、なんてのがあるんです。自分達のバスケをやって通じること通じないことを明らかにするのが1番の優先事項だよねと。

しかしそんな後ろ向きな、まるで負けること前提みたいな姿勢で応援するのもちょっとどうなのかなって思う向きもあります。勿論先述の優先事項はしっかりと学び取りたいところでもあるんですが、それだけじゃ82試合かけて勝ってきた意味が薄いってもんです。それに、心の底では折角ここまで来たんだからプレーオフでも頑張って欲しい、西1位のプライドを胸に西を制覇して欲しい、ファイナルでも若さ全開で暴れて欲しい、こう思っている自分もいるわけです。

じゃあさ、ちゃんと言おうよ。

プレーオフでもぶちかませ!!

LET GO THUNDER⚡

この姿勢で応援します。

待ってろよNOP、最初からこんな強敵相手に出来るなんて光栄だぜ。

絶対勝つからな!

 

#ThunderUp

 

 

期待のチェットエフェクト

 

今回は昨シーズンのチームスタッツから見るOKCの弱点とそれを克服するうえでチェットの活躍が大事だよっていうことを主張したい記事です。

何故こんないつでも書ける内容の記事を退屈だった7月8月9月に書かずにもうそろシーズンが始まる10月に書くのかは自分でも分かりません。一応5月中に「生意気なOKC」という記事で昨シーズンの生意気なスタッツについてあれこれ語りましたが、ほんとに何故今になってスタッツ記事書くんだって話です。

rp-okc.hatenablog.com

よかったら読んでみてください。

 

本題入ります。

昨シーズンのOKCの弱点といえばサイズ不足というのがひとつあったと思います。シーズン開幕前にチェットが離脱しポクも年内でアウトになってしまった結果、アンダーサイズなWillをスタメンセンターとして起用しながらなんとかやりくりするのを強いられ、クロージングラインアップではケンリッチがセンターになったりギディになったりDubになったりドートになったりでLALの4ガードも可愛く見えるほどの陣容で戦わざるを得ませんでした。

勿論ビッグマンには高さだけではなくてパワーも必要だと思うので、チェットやポクがいればサイズ不足問題はなかったかというとそうでもないんでしょうが、とにかく身長というバスケにおいて当たり前に必要とされるものが不足していたのが昨シーズンのOKCでした。

 

さて、ここからサイズ不足による問題がなんだったのかについて考えてみます。

まず思いついたのは、高さがないことによってリムプロテクト力が不足し、リム回り(制限エリア)での失点が多かったのではないか?ということでした。しかしスタッツを見てみるとOKCのそれは案外少なく、制限エリア内から決められたシュート数の多さはリーグ16位でした。さらに付け加えると相手の制限エリア内のシュート確率の低さがリーグ8位で、むしろよく守っていたと言ってもいいかもしれないくらいに制限エリア内からのシュートは抑えていました。OKCよりも低い確率に抑えているチームはMEM、CLE、CHA、NYK、IND、BKN、MILと優秀なリムプロテクターがいるチームばかりで、ゴベア擁するMINやAD擁するLALよりも確率だけを見れば優れたリムプロテクトをしていたことになります。

何故こんなことが出来たのかを考察してみると、Willを筆頭にチーム全体でドローチャージが上手すぎたというのは影響していたと思います。まさかの地上で行うリムプロテクトです。他には、相手プレーヤーがペネトレイトしてきたり相手ビッグにボールが渡ったりした時に5人全員でそれを上手く囲ってイージーシュートを打たせなかったのではないか、とも思いました。ビッグマンがいないからこそ全員でリムを守っている感じです。これはあくまでぼくの印象ですが、昨シーズンのOKCはDF3秒テックを吹かれることが多かった気がします。これもインサイドへのヘルプを意識しているが故の出来事なんじゃないのと今となっては思います。

他のデータも見てみます。ディフェンス中の総移動距離(頑張って足を動かした量、と言っていいはず)を見ると、OKCはリーグ4位でした。ディフェンス中の移動スピード(フットワークの速さ、と言っていいはず)はリーグ9位で、これらの数字から単純に結論付ければみんなで素早くたくさん動いて守っている、ということだと思います。

つまりはポジショニングに気を配って常に動きつつボールが中に入ってきたらヘルプに行ってローテをしまくるディフェンスになっていたのではないか?と思うんです。この努力のおかげで意外とリム回りの失点は抑えられていて、当初ぼくが安直に思いついたサイズ不足による問題は実はしっかりケアされていたわけです。

 

しかしその裏では確かなしわ寄せが出てました。ただでさえオフェンス有利なバスケにおいてヘルプやローテーション等の一瞬ではあるもののこちらからズレを明け渡してしまうディフェンススキームを多用することで、逆サイドの相手プレーヤーが空いてしまう、つまり被コーナースリーアテンプト数が多くなってしまっていたのです。その多さはリーグワースト2位です。何故か確率は36.3%の低さでリーグ5位の高水準となっていますが、個人の考えとしては相手が外してくれてるだけ説を推したいです。

つまりはサイズ不足を誤魔化すために頑張ってインサイドを守っていた結果アウトサイドが空いてしまっていたのでした。もう少し詳しくまとめると、

  1. サイズ不足
  2. 1.を隠すためにインサイドを固める
  3. そのためにヘルプ、ローテーションを常に行いインサイドでのプレッシャーを5人態勢で強める
  4. 外が空いてしまいコーナースリーアテンプトを多く献上してしまっている

ということです。オフェンス効率が高いと言われているコーナースリーのアテンプトを多く献上してしまっているのがとても気に食わないポイントですね。まあインサイドもアウトサイドも完璧に守るのは無理なので怒り心頭なスタッツというわけではないんですが、リーグワースト2位の被アテンプト数はちょっとね…

これを解決するにはどうするのかということなんですが、単純ですよね。1.のサイズ不足を解消すればいいんですよ。さらに言えば全盛期ドワイトハワードみたいな究極のディフェンシブビッグである必要もなくて、5人体制でインサイドを固める必要がなくなる程度のリムプロテクト力を持つビッグがいるだけでいいんです。さらにさらに言えば被得点面から見るに相手ビッグにリム回りで無双されている訳でもなさそうなので、ヨキッチやエンビードといったMVPセンターとタイマン出来るような選手である必要もなく、ちょっとだけ頼りに出来る選手がいるだけで大きく改善するはずです。

 

ね?この役割にチェットぴったりでしょ?いいでしょ?完璧なドラフトだったでしょ?

 

多少のズレにはこれまでのようなヘルプ(オーバーではないものの結構がっつりしたやつ)はせずにリムプロテクターのチェットに任せちゃえ!となれば外を空けずに済み結果被コーナースリー数を減らせるはずです。

また、そのおかげでディフェンスでの運動量を減らせることが期待され、よりスマートなディフェンススキームの確立、疲労削減にも繋がってくれたりしそうです。

シーズン後半はシェイを筆頭に結構みんな疲れてるように見えたので、程よくサボれるようにいい感じのディフェンス構築を頑張ってほしいです。

 

 

スタッツを見ていてもう1点サイズ不足による問題を発見しました。これは大変シンプルなもので、被オフェンスリバウンドがリーグワースト2位被2ndチャンスポイント数がワースト1位というものです。サイズ不足を広辞苑で調べたら「一. OKCのこと」「二. リバウンドをよく取られるチームのこと」って書いてありました。

リバウンドは高さ以外にやる気も関係するはず、と思ってディフェンシブボックスアウトのスタッツを見てみるとこれはリーグ8位で結構頑張ってました。12月中にもっと頑張れよって記事書いたんですがしっかり頑張ってくれてたみたいです。

とここでディフェンシブボックスアウトをしているチームは被オフェンスリバウンド数が少なくなるのか気になったので、ふたつのスタッツの間の関係をグラフ化してみました。青の棒がボックスアウトについて、オレンジの棒が被オフェンスリバウンドについて表しています

グラフの書き方の説明をします。ふたつのスタッツの平均値を計算して、各チームのスタッツと平均値の差を取り、それを描画しています。ただし被オフェンスリバウンドの算出値はマイナスをかけてます。マイナスをかけた理由は、ボックスアウトのスタッツは大きい数字の方が優れているのに対して被オフェンスリバウンドのスタッツは小さい数字の方が優れており、それを同じグラフに描画すると上下のどちらに伸びている方が優れているのかが分かりにくくなると思ったからです。今回の場合は0の軸よりも上に伸びてる方が平均値よりも優れたスタッツを残せているように見せたかったため、被オフェンスリバウンドの算出値にマイナスをかけました。

どちらの棒も上に伸びてるor下に伸びてるチームはボックスアウト数と被オフェンスリバウンドの間にイメージ通りの関係があることがうかがえます。一方でふたつの棒がそれぞれ逆向きに伸びてる10チームはディフェンシブボックスアウトが少ないのに被オフェンスリバウンドは防げているorディフェンシブボックスアウトをしっかりしているのに被オフェンスリバウンド数が多いチームとなります。

そしてOKCは残念なことにディフェンシブボックスアウトをしているのに被オフェンスリバウンド数が多いチームのひとつでした。これがサイズ不足と言わず何と言うのかね?

 

サイズ不足に加えてスイッチやヘルプで流動的な自分のマークマンを上手く捕まえられずボックスアウト出来ない、などの理由もあるかもしれませんが、頑張って動いて頑張ってサイズ不足を誤魔化して頑張ってボックスアウトしているのにリーグで2番目にオフェンスリバウンドを取られてリーグで1番2ndチャンスポイントを取られてしまっていたのが現状です。

しかしこれだけ頑張っているということは単純に高さを上乗せ出来るチェットが入るだけで改善されるのでは?と期待出来るわけです。試合観てて普通にサイズ不足でリバウンド取れね~!と思うこともたくさんありましたしね。やっぱりチェット最高!

 

 

という感じです。今回語ったチェットにやって欲しいこと、チェットがいることによって期待出来ることをまとめると、ちょっとでいいからリムの番人になってもらって他の4人のインサイドヘルプ数を減らすこと、そして高さ不足による被オフェンスリバウンド数を減らすためにディフェンスリバウンドを頑張ってもらうことの2点です。

チェットドラフト時からずっと言ってますがチェットにはこれらが出来るはずなのでしっかり頼むよってお願いして本記事は終了です。

 

 

で最後に全然関係ないんですが、最近NBAのスタッツをAPIで引っ張ってこれるらしいのを知って、それならデータ分析して色々遊べるじゃん!ってなりました。

そこでなんですがNBA.comにあるスタッツから分析出来る面白いテーマがあったら是非教えて欲しいです。ゆる~~~~~~~~~く募集します。

実際にやるかは分かりませんが…

 

それでは!

 

 

今期に期待すること3選

 

本当に待ちくたびれました。

10月に入り、メディアデー、トレーニングキャンプと進みそのままプレシーズンゲーム、そしてレギュラーシーズン開幕です。ということでここいらで今期のOKCにまつわる内容でぼくが期待していることをつらつらと語ります。

 

目次

 

各選手について

まずはみんなに一言ずつ。ほんとに一言(1行)でいきます。

 

シェイ

今期はアシストを微増させてください。

 

ドート

W杯でも微妙な感じだったので上手くいくかは分かりませんが安定感を身につけましょう。

 

ポク

怪我しないでください。

 

ギディ

リム周辺orフローター以外でも点が取れるようにジャンパーを練習してください。

 

トレ

君なら絶対出来るはずなのでセルフクリエイト後のシュートを決めましょう。

 

JRE

スリーをもっと決めると同時にPJタッカーディフェンスも身に着けてください。

 

アーロン

プレスティに契約交渉してください。

 

ジョー様

セカンドユニットのボールハンドラー役とかまで出来ちゃったら最高です(ミチッチやケイソンいるけど)。

 

チェット

怪我しないで何が出来て何が出来ないかを明らかにしましょう。

 

Dub

昨シーズン後半の活躍をシーズン通してお願いします。

 

Will

スリーの確率維持よろしくお願いします。

 

ジェング

サマーリーグのときみたいに積極的にプレーしてバスケを楽しんでください。

 

ケンリッチ

ゴベアの足払いの復讐をしましょう。

 

ミチッチ

12pts5astsくらい残してください。

 

ケイソン

コートの両サイドで存在感を示してくれると大変助かります。

 

ジャック

相手ビッグウイングの対応全部お願いします。

 

ベルタン

スリー決めてください。

 

オラディポ

無事どこかでバスケを続けられるよう願っています。

 

リンディ君

ワイドオープンスリー決めてください。

 

サー

コーナースリーとリムプロをお願いします。

 

キヨンテ

枠があるかは置いておいてシーズン中に本契約アップグレード期待してます。

 

 

みんなそれぞれよろしくね。

 

 

HOUの指名権

これに関しては本当に本当に期待しています。HOUもそんな都合よく良い指名権を渡してなるものかと今オフは結構なギャンブルチームビルドを敢行しましたが、申し訳ありませんがそれがうまくいかないことを切に切に願っております。

21年ドラフトのときと変わらずtop4プロテクトらしいので最高5位が狙えます。3年間もtop5から指名し続けてきたチームからなら高順位指名権もらっても罰は当たらないと思うのでほんとにお願いします。

 

 

いいバスケしてね

この観点はW杯を観た影響で強く感じるんですが、決めるべきシュートを決めるというシンプルかつ最重要な仕事を確実にこなしてもらいたいです。昨々シーズンと昨シーズンはどちらもOKCがワイドオープンスリーアテンプト数No.1だったわけで、それを確実に決めることが出来れば余裕のよっちゃん勝利をゲットです。W杯に出てた組はその大切さを肌で感じてくれたはずなので、それを忘れずNBAでもやってもらってチーム内にも約束事としてしっかり浸透させてくださいね。

 

 

というところで今回は終わりです。

W杯があってほんの少しは退屈しのぎが出来たものの、NBAファンとしてはやはり夏は退屈な時期でした。

数か月も我慢したんだからもういい加減OKCをみせてくれ。

チェットに関しては1年以上我慢してきたんだから早く!

 

それでは。

 

 

隠れ記事:アサーティブ

タイトルにあるように、この記事は隠れ記事です。Twitterで共有してません。なのでこの記事を発見した方はすごいと思います。

なんでTwitterで共有してないんだって話ですが、簡単に言えば炎上する可能性を限りなく低くするためです。W杯を見たりその他諸々見たり読んだり聞いたりして、ちょーっとだけ過激にぼくの意見を語りたくなってしまったんですが、このご時世燃えやすいので念のため、ということです。

でも完全非公開なのも嫌で、ぼくのブログにわざわざ訪れて、わざわざこの記事をクリックした方が読めるような感じにしたかったんです。

 

ということで背景説明終了です。本題入ります

 

目次

 

ドンチッチとDALファンについて

ドンチッチさ。もうさ。そういうことやめようよ。ほんとに。自認したからってなんだよ。「こいつは感情のコントロールが出来ない選手だから文句は全部聞いてあげよう、ファール吹くのやめてあげよう」なんてなるわけないでしょ。

でもまあぼくは別にスロベニアファンでもDALファンでもないので、ドンチが一人でふてくされてファールアウトする分には全然いいんです。むしろ退場してくれるとスカッとするのでじゃんじゃん退場してほしいんですが、まあファンの方々がそれを快く思わないっていうのは重々理解出来ます。ぼくだってシェイが退場しちゃったら悲しいです。

だからと言ってDALファンのみんなジャッジやシェイへの笛に不満言いすぎじゃない?

これがNBAのゲームじゃないって理解してるんですかね?FIBAは真っすぐ上に跳んだジャンプの後のボディの接触はノーカンのはずですしドンチがアピールしてたの全部それですよ。NBAは現状殆どのジャンプが接触しちゃったらファールになるのでそこが区別出来ないんでしょうね。

DALファンの皆さん一回自分達の発言振り返った方がいいですよ。毎試合毎試合文句ばっかり言ってるのに気付くと思います。そんなところまで応援してるチームのエースの真似しなくても…

どうもDALファンの中だとこれがドートのファールらしいんですよ。DALファンはドートのことが大嫌いみたいなのでそう思っちゃうんでしょうが、ドートを嫌ってるファンベースはあなた達だけっていうことと結局ファールコールされてないっていう結果をよーく嚙み締めてくださいね。果たして間違ってるのがどっちなのかをね。

因みに恐らくですがルカ本人がアピールしてるのはオリニクのシュートチェックに対してです。バイアス入りすぎだぞDALファンの皆さん。

こう言うとじゃあなんでシェイは笛吹いてもらえるんだって言うんでしょうが、知りませんよそんなの。シェイの方が上手いからでしょ。

 

シェイと今後のOKCのファンベースについて

ここからはOKCの話です。というかシェイ関連なんですけども、W杯で大大大活躍しているシェイを観てようやく彼の凄さに気付いた方が多い印象です。まあOKC Thunderという不人気チームを観ろとは言えないのでそれはしょうがないですが、

知らないなら知らないなりの態度でいろよ

と思います。このW杯で成長して初めて奇跡的なパフォーマンスをした、という感じの呟きが散見されすぎです。

まず言いたのは、シェイは昨シーズンのOKCで既にこのくらいやってたということです。チームを背負ってクラッチプレーしまくってチームをある程度勝たせてました。

それを知らずに1st teamに相応しくないだのbad team good stats guyだのなんだの散々言われてたのが腹立たしくてしょうがないです。そのくせしていざちゃんとシェイのプレーを観たら流石1st teamだとか来季のOKCが楽しみとか、ふざけんのもいい加減にしろって感じですよ。

でもって一番嫌で怖いのは、シェイ目当てでOKCの試合を見に来たミーハーがギディやドート、その他のOKCの戦士達を貶すことですよ。チェットが期待外れとかいう奴絶対に出てきます。奴らは何かにつけて絶対否定しますよ。あーやだやだほんとにやだ。

OKCはシェイのチームであってシェイのチームじゃないんですよ。でもそんな簡単なことも分からないアホに限って声も大きいし主語もデカいし言うことも的外れなんです。あーほんとにほんとにやだやだ。

 

 

以上です。これ書いてる間にカナダが銅メダル取りました。やっぱりシェイをべた褒めする人が多かったです。

ちゃんとOKCの試合観てね。誠実にね。

 

よろしく。

それでは。